[シェアオフィス・バーチャルオフィス] 福岡「DAIFUKU MIDORI.so」取材・レビュー!

 近年、個人の事情に応じた自由な働き方が注目されています。特に、2020年に始まった新型コロナウィルスの影響で、これまでの働き方が大きく見直されてきました。

 新しい働き方には新しいタイプのオフィスが必要。

 時代を先取りするように、2012年、MIDORI.so(by MIRAI-INSTITUTE株式会社)は、新しい働き方を追求する先進的オフィスとして中目黒にオープン。その後、永田町や馬喰横山でもオフィスが開設され、高い評価を得ています。

 2022年9月、東京を飛び出して、福岡に「DAIFUKU MIDORI.so」がオープンしました。

 この記事では、DAIFUKU MIDORI.soを訪問・取材し、レビューした内容をご紹介します。

目次

MIDORI.soとは?

 MIDORI.soは、MIRAI-INSTITUTE株式会社によって運営されているシェアオフィス。

 2023年1月現在、中目黒、永田町、馬喰横山を拠点として、開設・運営されています。

 最近では、MIRAI-INSTITUTEは、ファッション施設大手「PARCO」と協働し、ワークスペース「SkiiMa」(東京・大阪)を設計運営するなど、幅広い業種のリーディングカンパニーと共にオフィス分野で創造的な試みを続けています。

 2022年9月、新しい地「福岡」でも「DAIFUKU MIDORI.so」がオープン。

DAIFUKU MIDORI.so 固定デスクエリア

 今回の福岡「DAIFUKU MIDORI.so」への訪問取材を通して、MIDORI.soのシェアオフィスサービスを貫く2つの基本的コンセプトを強く感じました。

① 自立と協創
② ライフワークの融合

 MIDORI.soのホームページでは、MIDORI.soのコンセプトが案内されています。

MIDORI.soは、これからの働き方の可能性を追求すると共に、個が尊重される社会においても(そのような社会だからこそ)、大切な拠り所となるであろう仲間とともに働くスペースです。様々な仕事/国籍/趣味/考えを持つメンバーが集まり、その混沌を通して生まれる「何か」をみんなで楽しめる場を目指しています。

MIDORI.so | みどり荘

自立と協創

 国が推進する働き方改革(労働時間の見直し、テレワークの推進、副業解禁)と相まって、個人の事情に応じた自由な働き方が進んでいます。

 自由な働き方は、働き手一人一人に「自立」を促す新しい働き方。場所・時間・個人の事情によらず裁量的な働き方が可能になる反面、成果が組織ではなく個人に求められる傾向が強くなりました。

 しかし、人間一人が出来ることには限界があります。自立する個人同士だからこそ協創することで何倍もの新しい価値創造につながります。

DAIFUKU MIDORI.so 5F ラウンジ

 MIDORI.soでは、自立する個人同士の協創が進みやすいオフィス設計とサービス運用がなされています。

 上の写真は、DAIFUKU MIDORI.so 5F ラウンジ。空間にゆとりがあり、くつろいで一息つけるスペースです。偶発的な交流と協創アイデアが生まれやすい設計になっています。

ライフワークの融合

 最近、「ライフワークバランス」という言葉をよく耳にします。

 仕事と私生活をバランスして幸福度を高める考え方ですが、私生活(ライフ)と仕事(ワーク)が対立する概念で捉えられている点は、新しい働き方が進む前から存在する伝統的な発想とも言えます。

 ワーケーションや在宅勤務などの新しい働き方は、「働く」が「私生活」に近づく新しいタイプの仕事の仕方

 「働く」が「私生活」の一部になる。日常生活に溶け込んでいく形が理想です。

DAIFUKU MIDORI.so 5F ラウンジ(キッチンエリア)

 MIDORI.soでは、働く個人がそして街の人々が、会話し、笑い、リラックスできるような、設計と運営がなされている点にも特徴があります。

 上の写真は、DAIFUKU MIDORI.so 5F ラウンジ(キッチンエリア)。仕事と仕事の合間にちょっとした料理を作り、飲食できるスペースです。働くが日常の一部になるよう工夫されています。

DAIFUKU MIDORI.soとは?

 MIDORI.soを運営するMIRAI-INSTITUTE株式会社と株式会社ザ・建物がタイアップ。「DAIFUKU MIDORI.so」は、2022年9月、両社共同でオープンした福岡のシェアオフィスです。

DAIFUKU MIDORI.so 外観

 上の写真は「DAIFUKU MIDORI.so」の外観。5階建ての小さなビルですが、建物の外壁色が落ち着いたセピア色なので、四方を囲むビル群の中でもかなり目立ちます。

 この5階建てビルが丸ごとリノベーションされて、「DAIFUKU MIDORI.so」として生まれ変わりました。冠の「DAIFUKU」は、株式会社ザ・建物の代表である「大福」氏を由来とし、両社共同を象徴しています。

JR博多シティ

 福岡市は、温暖な気候、成長するアジアへの玄関口、発展した交通インフラ、持続的な人口増加といった地理的優位性をもつ、特異的な大都市。

 福岡市の中でも「良好な交通アクセスと静かな環境が並立する」赤坂に「DAIFUKU MIDORI.so」はオフィスを構えています。

DAIFUKU MIDORI.soの概要

DAIFUKU MIDORI.so 1F カフェ

 DAIFUKU MIDORI.soには大きく6つの特徴があります。

① 多彩で高機能なオフィスサービス
② 交通アクセスと静かな環境が並立
③ 東京―福岡の2拠点を併用可
④ 自立をつなぐ「コミュニティオーガナイザー」
⑤ ライフワークを融合する「カフェ、屋上テラス」
⑥ 発信メディアとしての「アートギャラリー」

特徴1:多彩で高機能なオフィスサービス

 DAIFUKU MIDORI.soのサービスの中心はシェアオフィスですが、4種類の月額プランを用意しています。

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月額プランオフィスサービス月額料金
フリーデスクシェアオフィス30,800円
固定デスクシェアオフィス44,000円
個室ブースレンタルオフィス66,000円~
クラウドプランバーチャルオフィス11,000円
2023年1月現在

 DAIFUKU MIDORI.soでは、月単位のサービスが基本ですが、フリーデスクを短時間利用することも可能です。

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一時利用プランオフィスサービス料金
ポップインシェアオフィス
(フリーデスク)
2時間 1,100円
1日 2,200円
回数券(11日分) 22,000円
2023年1月現在

フリーデスク・固定デスク

DAIFUKU MIDORI.so フリーデスクエリア

 フリーデスクは、一般的なシェアオフィス。座席は特に決まっていません。

 利用者は利用時の空席を利用して作業できます。席の位置にこだわりがない方や日によって席を自由に変えたい利用者におすすめのプランです。

DAIFUKU MIDORI.so 固定デスクエリア

 固定デスクもシェアオフィス。

 ただし、利用者が利用できる座席は固定で割り振られています。いつも同じ席で仕事をしたい方に向いているプランです。

 上の写真のように、席と席の間はローパーティションで区切られています。固定デスクは合計8席用意されています。

個室ブース

DAIFUKU MIDORI.so 個室ブース(6名用)

 個室ブースは、レンタルオフィス。ドアで仕切られた部屋が貸し出されます。

 合計6室。6名用が3室、2名用が1室、1人用が2室です。上の写真は6名用(2022.12現在 空室)の様子です。

DAIFUKU MIDORI.so 個室ブース(2名用)

 上の写真は2名用(2022.12現在 空室)の様子です。

 白を基調したオフィス。赤いワンポイントで彩られた大きめの棚が設けられています。書類・書籍・パソコンなどをまるっと収容できるので、利用者の利便性は高いです。

DAIFUKU MIDORI.so 個室ブース(1名用)

 上の写真は1名用(2022.12現在 空室)の様子です。設営されているオフィス家具は2名用と同様。空間は2名用と比較すると少し狭めですが、1人で仕事をするには充分です。

クラウドプラン(バーチャルオフィス)

DAIFUKU MIDORI.so 外観

 クラウドプラン(バーチャルオフィス)は、DAIFUKU MIDORI.soの住所「〒810-0042 福岡県福岡市中央区赤坂1-8-23」が貸与されるサービスです。DAIFUKU MIDORI.soのオフィスは貸し出されません。

 例えば、自宅に作業場があるネットショップ事業者の方が、自宅住所をオープンにしたくない場合、DAIFUKU MIDORI.soから住所を借りることで、DAIFUKU MIDORI.so住所をWEBに表記することができます。

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住所利用住所登記郵便物受取り会議室フリーデスクカフェ

(メンバー価格で利用可)

(ポップインで利用可)

(メンバー価格で利用可)

共用オフィス施設

会議室
DAIFUKU MIDORI.so 会議室エリア

 ワークスペースは、DAIFUKU MIDORI.soビルの3~4Fに集約。

 同じフロアーに、会議室・フォンブースも設けられています。

 上の写真は会議室。ドアが設けられているので、周りの音を抑えて、込み入った打ち合わせに集中したい場合に適した共用施設です。

フォンブース
DAIFUKU MIDORI.so フォーンブース

 上の写真は、フォーンブース。

 フリーデスク・固定デスクの利用者が、電話やオンライン会議するとき、周辺からの音が入ってこないように、逆に発生する音によって周辺の方に迷惑がかからないように、利用する便利なブースです。

 普段は共用のフリー席で仕事をする方であっても、音の発生や入り込みが気になるシーンでは、クローズな空間を利用することができるようにすることで、オフィス全体の利便性を高めています。

ラウンジ

 上の写真は、5Fのラウンジ。空間にゆとりがあり、くつろいで一息つけるスペースです。偶発的な交流と協創アイデアが生まれやすいオフィス設計になっています。

特徴2:交通アクセスと静かな環境が並立

交通アクセス

 福岡市は、韓国・台湾といった海外と東京・大阪などの全国主要都市へのアクセスが非常によい都市です。アクセスポイントは「福岡空港」「JR博多駅」。

 DAIFUKU MIDORI.soから「福岡空港」「JR博多駅」まで地下鉄を使って10~15分くらい。DAIFUKU MIDORI.soは、国内外移動が多い利用者にとって、便利なロケーションにオフィスを構えています。

静かな環境

 DAIFUKU MIDORI.soの拠点は「福岡市 赤坂」。交通アクセスがよい都会に位置しながらもかなり静かな街です。

 福岡市 赤坂は、百道浜ー赤坂ー天神ー博多駅と続く「博多のビジネスメインストリーム」の中に位置していますが、商業施設は少なく、官公庁・住宅街などで構成される「静かな街」です。隣接する「大濠公園」は、水と森の空間を提供し、穏やさ・静かさを高めています。

福岡市 大濠公園

 福岡市 赤坂を都内で例えれば、溜池山王・赤坂・青山。山手線の環状エリアから少し中に入った静かな都会といった感じです。

 DAIFUKU MIDORI.soは、落ち着いた環境の中で創造的な仕事をするに絶好の場所にオフィスを提供しています。

特徴3:東京―福岡の2拠点を併用可

 DAIFUKU MIDORI.soでは、東京と福岡の2拠点のシェアオフィスを併用する月額オプションサービスを提供しています。

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月額オプションオフィスサービス月額料金
福岡+東京利用オプションシェアオフィス
(フリーデスク)
5,500円 追加
2023年1月現在の月額プランと料金

 具体的には、MIDORI.soの東京オフィス(中目黒・永田町・馬喰横山)のシェアオフィス(フリーデスク)を利用できる月額オプションサービスです。

 例えば、普段は都内で仕事をするアートディレクターさんが、打ち合わせなどの目的で、福岡にビジネスの拠点があるクライアントやデザイナーさんのもとに頻繁に出張する場合であって、都内・福岡の両方にオフィスが欲しいとなった場合に便利なオプションです。

特徴4:自立をつなぐ「コミュニティオーガナイザー」

 今回の取材で、自立した個人が集うことで生まれる創造は、オフィス設計上の工夫に加えてオフィスに常駐するコミュニティオーガナイザーの”ヒューマンスキル”によるところが大きいと感じました。

 DAIFUKU MIDORI.soでは、専任のコミュニティオーガナイザーが常駐し、利用者間の小さな助け合いから本格的なコワーキングまで多様なつながりをサポート。

 例えば、DAIFUKU MIDORI.soの利用者の一人であるスタートアップの経営者が、コミュニティオーガナイザーからの紹介をきっかけとして、新しい取引先とのつながりをもったそうです。

 現在(2023.1)では、専任のコミュニティオーガナイザーは1名。イベントがあると2名体制になります。

特徴5:ライフワークを融合する「カフェ、屋上テラス」

DAIFUKU MIDORI.so 1F カフェ入口

 DAIFUKU MIDORI.soでは、「働く」と「私生活」が調和する、働くが日常生活の一部になっていくような工夫が随所になされています。

 上の写真は、1Fのカフェ入口。オフィスの利用者は、仕事の合間にリラックスできる空間として利用できます。

DAIFUKU MIDORI.so 1F カフェ 軽食

 飲み物だけでなく、クッキー・スコーンなど軽食類も広く提供されているので、小腹がすいたときにも便利。

DAIFUKU MIDORI.so 1F カフェ フレグランス・ディフューザーなど

 1Fカフェには、フレグランス・ディフューザー(カリフォルニアのフレグランスブランド「P.F.Candle Co.」)も販売されています。自宅でも仕事をしやすくするために、自分好みのアロマ空間をここで探すことができます。

 1Fカフェはオフィス利用者に限らず街行く人が立ち寄って自由に利用可能な店舗。働く場として閉じることなく、街の人々に開放し共生する仕組みとしても機能しています。

特徴6:発信メディアとしての「アートギャラリー」

DAIFUKU MIDORI.so 2F ギャラリー

 DAIFUKU MIDORI.soの2Fには、ホワイトキューブのアートギャラリーが設けられています。

 アーティスト作品の展示、イベント、ワークショップなどを開催可能。クリエイター、アーティスト、デザイナー、建築家などのオフィス利用者は、仕事の成果を発信するメディアとしてギャラリーを活用できます。

 福岡にはホワイトキューブがあまりないそうなので、貴重な空間と言えます。

DAIFUKU MIDORI.so 2F エレベーター前

 上の写真は、DAIFUKU MIDORI.so 2F エレベーター前のウェティングスペース。

 ギャラリーの展示作品を観に集う様々な人たちが、腰掛けて談笑できる小さな休憩スペースを作る配慮は、偶発的な交流と協創アイデアが生まれやすいオフィス設計に基づくものと思います。

DAIFUKU MIDORI.soをおすすめする方

 今回のDAIFUKU MIDORI.soへの訪問・取材にもとづいて、DAIFUKU MIDORI.soの利用を特におすすめする方をご案内します。

・福岡在住の独立事業主・スタートアップ経営者
・東京ー福岡の両方に仕事の拠点がある方
・オフィスが県外にある福岡在住のリモートワーカー
・シェアオフィス内での協創に興味がある方
・単なる作業場を超えた楽しい居場所を求めている方

 気になる方はぜひオフィスを見学して、ご自身の目で感じてみてください。

DAIFUKU MIDORI.soの利用を慎重に検討するほうがよい方

 今回のDAIFUKU MIDORI.soへの訪問・取材にもとづいて、DAIFUKU MIDORI.soの利用をを慎重に検討するほうがよい方も併せてご案内します。

 まず、DAIFUKU MIDORI.soのデメリットは殆どないです。物理的な面・ソフト的な面の両方で先進的なオフィスであり、料金もリーズナブル。多くの方にご利用頂きたいと思います。

 ただ、強いて挙げれば、3つのデメリットが考えられ、それに対応する以下の①~③の方は、利用前に慎重に検討したほうがよいかもしれません。

① 単なる作業場が欲しくて一人で黙々と仕事をしたい方
② 高い機密性が要求されるビジネスを営む方
③ 安い料金に強いこだわりがある方

デメリット①:ソロ型利用との相性

 DAIFUKU MIDORI.soでは、オフィスの設計上においても、ソフトサービスにおいても、交流と協創を促す仕組みが働いています。

 したがって、単なる作業場が欲しくて一人で黙々と仕事をしたい方にとって、DAIFUKU MIDORI.soは心地よい空間にならない可能性もあります。

デメリット②:機密性

 下の写真は6人用個室ブース。天井にわずかなスペースがあります。

 法律事務所など機密性が高い情報を取り扱うビジネスオーナーの方は、一度、DAIFUKU MIDORI.soを見学して、気になる箇所を確認することをおすすめします。

デメリット③:料金

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オフィスサービス月額プラン名月額料金
DAIFUKU MIDORI.soレンタルオフィス個室ブース66,000円~
コワーキングスペース ZEROICHI レンタルオフィスプライベートオフィス39,600円
DAIFUKU MIDORI.soバーチャルオフィスクラウドプラン11,000円
GMOオフィスサポートバーチャルオフィス月1転送プラン1,650円
DMMバーチャルオフィスバーチャルオフィスビジネスプラン2,530円~
2022.12現在

 上の表は、福岡のオフィスサービスの料金対比表です。価格に強いこだわりがある方は、サービスの内容・品質・相性とのバランスの観点で、検討することをおすすめします。

料金

月額プラン

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オフィスサービス料金
フリーデスク月額 30,800円
入会金 11,000円
フリーデスク
(福岡+東京利用オプション)
月額 36,300円
入会金 11,000円
固定デスク月額 44,000円
入会金 11,000円
個室ブース月額 66,000円~
入会金 11,000円/人
クラウドプラン月額 11,000円
入会金 0円
2023年1月現在

一時利用プラン

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短時間プランオフィスサービス料金
ポップインシェアオフィス
(フリーデスク)
2時間 1,100円
1日 2,200円
回数券(11日分) 22,000円
2023年1月現在

アクセス・連絡先

住所:〒810-0042 福岡県福岡市中央区赤坂1-8-23
HP:DAIFUKU MIDORI.so | 福岡コワーキングスペース&シェアオフィス (the-building.co.jp)
電話:050-1741-0526

DAIFUKU MIDORI.soを訪問・取材!

 福岡にオフィスを構える「DAIFUKU MIDORI.so」。お話を頂き、早速、新幹線で福岡へ。DAIFUKU MIDORI.soを訪問・取材しました(2022.12)。

 出迎えて頂いた方がDAIFUKU MIDORI.so専任のコミュニティオーガナイザーさん。

 MIRAI-INSTITUTE株式会社の社員さんでもあります。DAIFUKU MIDORI.so専任のコミュニティオーガナイザーさんとして、オフィスの運営・管理・利用者さん同士のコラボなど幅広く活躍されています。

 当日、お忙しい中、オフィスを案内して頂くと共に取材にも応じて頂きました。ありがとうございます。

オーガナイザーさんにインタビュー♪

本日はよろしくお願いします。DAIFUKU MIDORI.soの特徴・オープンの経緯をうかがえますか。

① MIDORI.soについて

オーガナイザー

最初に、MIDORI.soをご紹介しますね。

オーガナイザー

MIDORI.soは、2012年に開設されたオフィスです。新しい働き方の“実験”場として、デザイナー・建築家・クリエイターらが集うシェアオフィスとしてオープンしました。

オーガナイザー

都内では、中目黒を皮切りに、永田町・馬喰横山でもMIDORI.soをオープンして運営しています。

オーガナイザー

個々に自立した方々が、面白い仕事を進めながら、互いにつながりの場としてMIDORI.soをご利用いただいています。

② DAIFUKU MIDORI.soオープンの経緯

オーガナイザー

株式会社ザ・建物の代表「大福」さんが、MIDORI.soの利用者さんだったんです。MIDORI.soのコンセプトに共鳴頂いて、弊社と共同でDAIFUKU MIDORI.soを開設いたしました。

③ DAIFUKU MIDORI.soの特徴

DAIFUKU MIDORI.soの特徴・セールスポイントはいかがですか?

オーガナイザー

私たちはDAIFUKU MIDORI.soの利用者さんを「メンバーさん」と呼んでいますが、メンバーさんの間で、小さな助け合いから本格的なコワークまでスムーズに進むように運営している点は特徴の1つです。

オーガナイザー

DAIFUKU MIDORI.soのあるメンバーさんにこちらでお取引先をご紹介させていただき、喜んで頂いたこともあります。

オーガナイザー

DAIFUKU MIDORI.soでは、生活の中に働くがあるというコンセプトでオフィスを設計しています。具体的には、ご覧頂いたキッチン・ラウンジなどリラックス空間を随所に設けています。この点も特徴ですね。

④ DAIFUKU MIDORI.soの利用者さん

DAIFUKU MIDORI.soのメンバーさんの年齢層・職種に特徴はありますか?

オーガナイザー

年齢・業種・職種共に様々です。30~50代の方が多く、デザイナー、Web、コンサルティングなどのお仕事をされているメンバーさんにご利用頂いています。

オーガナイザー

DAIFUKU MIDORI.soのオープンから2ヵ月程度と間もないので、メンバーさんを募集しています。フリーデスク以外でも、固定席・個室ともに少しづつお問い合わせ・ご予約など頂いております。

⑤ カフェ・キッチン・ギャラリー利用の評判

カフェ・キッチン・ギャラリーの利用者からの評判を教えていただけますか。

オーガナイザー

ご好評頂いております。ギャラリーは福岡にはあまりないホワイトキューブなんです。本日は展示準備中で使用中ですが後でご案内しますね。

オーガナイザー

カフェもオシャレな空間で好評です。近くの大濠公園でお散歩がてらカフェに寄っていく方もいるみたいですよ。

⑥ 利用者さん同士のコラボ

メンバーさん同士のコラボの実例を差し支えない範囲でご紹介いただけますか。

オーガナイザー

あるアートディレクターのメンバーさんがWebを作りたいとなったとき、UX/UIはWebのメンバーさん、全体のデザインはグラフィックデザイナーさんとコラボして素敵な作品ができたという例を挙げられると思います。

本日はお忙しい中ありがとうございました。とても勉強になりました。いい記事が書けそうです。

取材した後の感想

 多くのオフィスを見てきましたが、DAIFUKU MIDORI.soは「今の時代」を生きるための先進的なオフィスと感じました。

 自立と協創という運営方針ももちろん、特に生活の中に働くがあるという考え方とそれを実装するオフィス設計・ソフトサービスは、新しい働き方が進む上で、オフィスに求められる最も大切な要素の一つかもしれません。

 高機能・コンパクト・セキュアIT化でオフィスの採算性を高め、ABW(Activity Based Working)設計で生産性を上げることが現在のオフィストレンドですが、新しい働き方という社会活動の劇的な変化に際して「オフィスには何かが不足しているんじゃないか・・」と感じていました。

 今回の訪問・取材で、その答えの1つが見つかったような気がします。

 成長するアジアと日本の中心の東京の間のハブとなって、クリエイティブなプロダクトやサービスがこのDAIFUKU MIDORI.soからどんどん飛び出してくることを期待したい、そんな気持ちにさせてくれる素敵なオフィスでした。

 気になる方はぜひ一度「DAIFUKU MIDORI.so」を見学してみてください♪

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