世界最大のインターネットFAXである「eFax」。
jFaxはeFaxの簡易版としてサービスが始まりました。eFaxと比べると機能はシンプル。その分、料金は安く設定されています。
この記事では、機能・品質・使いやすさ・料金の4つの面から、2つのインターネットFAXを実際に使って比較した結果を紹介します。
eFaxとjFaxの違い
機能 | 品質 | 使いやすさ | 料金 | |
eFax | 高い | 高い | 高い | 普通 |
jFax | 普通 | 高い | 高い | 安い |
世界最大級のインターネットFAXである「eFax」。
jFaxはeFaxの簡易版としてサービスが始まりました。eFaxと比べると機能はシンプル。その分、料金は安く設定されています。
両方のインターネットFAXを4つの面で比較すると、品質・使いやすさはほとんど変わりません。
機能面ではeFAXのほうがjFaxより優れています。逆に、料金面では、jFaxがeFaxより安いです(ただし、通信量が毎月150枚を超えるとeFax料金のほうが安くなります)。
eFaxとjFaxの主な違いは「機能」と「料金」と言えます。
機能の違い
FAX番号 | インターフェイス | 専用アプリ | サポート言語 | |
eFax | 050 | 全国市外局番メール 専用アプリ | WEBあり | 9言語 |
jFax | 東京(03) 大阪(06) 050 | WEB メール | なし | 日本語のみ |
機能の面では、eFaxとjFaxは4つの違いがあります。
①FAX番号、②(ユーザー)インターフェイス、③専用アプリ、④サポート言語です。
いずれについても、eFaxの方がjFaxよりも機能的に優れています。
① FAX番号
□ 発行されるFAX番号の市外局番
eFax・・62の全国市外局番(上図)、050
jFax・・東京(03)、大阪(06)、050
eFaxでは、上の図のように62の全国市外局番から始まるFAX番号の発行が可能。全国市外局番に代えて050で始まるFAX番号を発行してもらうこともOKです。
多くのeFax利用者は、居住地域に割り振られている市外局番から始まるFAX番号を利用できます。
結果として、eFaxでは、利用者の電話番号とFAX番号が同一市外局番から始まる場合が多く、周りの人々がeFax利用者のFAX番号に対して違和感を感じにくくなります。
jFaxでは、東京・大阪以外に居住する利用者は、050で始まるFAX番号のみ利用可能です。
東京・大阪以外の全国の利用者は、電話番号の市外局番とjFax番号の市外局番が互いに異なるデメリットが生じてしまいます。
② インターフェイス・③ 専用アプリ
□ (ユーザー)インターフェイス
eFax・・WEB、電子メール、専用アプリ
jFax・・WEB、電子メール、
インターネット接続端末(PC/スマホ/タブレット)さえ手元にあれば、eFaxやjFaxを利用して、いつでもどこでも、FAXの送受信が可能です。
インターネット接続端末とインターネット回線の間に位置しているが「(ユーザー)インターフェイス」。eFaxやjFaxの利用者が画面上で実際に目にするソフトウェアです。
eFaxでは、WEB、電子メール、専用アプリの計3種類のインターフェイスを提供。下の画面は、eFaxのWEBにログインして表示される画面です。WEBはログインの手間があるので少し面倒です。
eFaxにはさらに専用アプリを提供。
WEBブラウザを開いて、eFax公式サイトにアクセスして・・といった手間はいらず、専用アプリアイコンをタップするだけで、すぐにログイン画面を開けて便利です。
jFaxでは、eFaxより料金が安く設定されているので、eFaxのように専用アプリは提供されていません。
eFaxは、jFaxと比べて、利用者が使えるインターフェイスの選択肢として専用アプリを提供することで、利用者がより操作しやすい高機能のインターネットFAXになっています。
逆に、jFaxは、専用アプリを提供せずに代わりにeFaxと比べて安い料金体系を提供することで、利用者が経済的に利用しやすい環境を用意しています。
④ サポート言語
□ サポート言語
eFax・・9カ国語
jFax・・日本語のみ
eFaxは、世界最大級のインターネットFAX。世界中で1,200万人のユーザーから利用されています。
eFaxが世界で利用されていることに合わせて、9ヶ国の言語で利用できるようになっています。jFaxは、基本的に、日本国内ユーザーが中心なので、日本語のみでサポートされています。
eFaxの言語の選択は、「アカウントの更新」「環境設定」タブで開く画面の言語設定欄で行います。
料金の違い
料金の面では、jFaxではeFaxと比較して基本料金が安く設定されています。
ただし、eFaxとjFaxは、どちらも通信量に応じて追加料金が発生。
送受信量が毎月150枚を超えると、eFaxはjFaxよりも割安になる点に注意が必要です。
月払い:送受信が150枚/月を超えるとeFaxの方が割安
月払いでは、送受信が150枚/月を超えるとeFaxはjFaxよりも安くなります。
年払い:送受信が150枚/月を超えるとeFaxの方が割安
年払いでも、送受信が150枚/月を超えるとeFaxはjFaxよりも安くなります。
品質の違い
一般のFAXは電話回線を使います。電話回線ではインターネット回線のように盗聴・妨害・情報搾取などのサイバー攻撃の余地がないので、セキュリティは高いです。
インターネットFAXは、インターネット回線を使う通信サービス。通常のFAXと比べるとセキュリティリスクは上がります。また、インターネット速度が低い・不安定などの場面では、送受信エラーとなるリスクも存在します。
eFaxは世界最大級のインターネットFAX。世界1,200万人のユーザーから利用されてるので、セキュリティ・つながり品質の信頼性は高いです。
jFaxは、eFaxの高品質通信をそのまま受け継いでいるので、eFaxとjFaxは、品質の観点で違いはありません。
使いやすさの違い
上段の画像は、eFaxのWEB画面(アカウント画面)。下段の画像は、jFaxのWEB画面(アカウント画面)。
WEB上の画面構成・色使い・文字についてeFaxとjFaxを比較すると、ほとんど同じです。画面の数やその遷移の仕方も同じ。1つの画面上の操作方法も同一です。結局、使いやすさも同じに感じます。
電子メールでFAXを送る場合、eFaxとjFaxで操作は同じ。使い方が一緒なので、使いやすさも変わりません。
eFaxを通して電子メールでFAXを送る方法
インターネットファックスのeFax ホームページ | eFax
- 新しい電子メール メッセージを作成します
- [宛先:] フィールドで、受信者のファックス番号の後に @efaxsend.com を付けて入力します。例:
国番号の詳細なリストについては、 ここをクリックしてください
- 日本の番号 03 1234 5678へ送信するためには、81312345678@eFaxsend.com と入力します。(81) は国番号、 (3)は市外局番、そして、(12345678)はFax番号となります。
- アメリカ/カナダの番号 +1 323 555 1234へ送信するためには、13235551234@eFaxsend.com と入力します。(1) は国番号、 (323)は市外局番、そして、(5551234)はFax番号となります。
- 送信するファイルを発信電子メール メッセージに添付します (最大 5 件、合計容量1MBまで)
- 電子メールの本文は表紙となります。表紙を含めるには、電子メール メッセージの本文にテキストを入力します
- [送信] をクリックします
jFaxを通して電子メールでFAXを送る方法
引用:インターネットfaxの (jFax) ホームページ
- 新しい電子メール メッセージを作成します
- [宛先:] フィールドで、受信者のファックス番号の後に @jfaxsend.com を付けて入力します。例:
- 日本の番号 03 1234 5678へ送信するためには、81312345678@jFaxsend.com と入力します。(81) は国番号、 (3)は市外局番、そして、(12345678)はFax番号となります。
- アメリカ/カナダの番号 +1 323 555 1234へ送信するためには、13235551234@jFaxsend.com と入力します。(1) は国番号、 (323)は市外局番、そして、(5551234)はFax番号となります。
- 送信するファイルを発信電子メール メッセージに添付します (最大 5 件、合計容量1MBまで)
- 電子メールの本文は表紙となります。表紙を含めるには、電子メール メッセージの本文にテキストを入力します
- [送信] をクリックします
違いまとめ
機能 | 品質 | 使いやすさ | 料金 | |
eFax | 高い | 高い | 高い | 普通 |
jFax | 普通 | 高い | 高い | 安い |
① 品質、使いやすさでは、eFaxとjFaxに違いはほとんどない
② 機能面では、eFaxがjFaxより優れている
③ 料金面では、jFaxがeFaxより優れている
(ただし、通信量が毎月150枚超過の場合、eFaxがjFaxより優れる)
eFaxをおすすめの方
① 1200万人以上が利用する世界最大級のインターネットFAX
② インターネット接続のPC・スマホからFAXを送受信
③ FAX機、電話回線、FAX用紙&インクは、一切不要に
④ 全国市外局番であなただけのFAX番号を発行
⑤ 毎月1,800円(150枚FAX送受信無料)~
eFaxは、jFaxと比べて、機能が充実。全国市外局番を利用でき、操作性が高い専用アプリも活用できます。さらに、多言語サポート付。実際に使ってみて、インターネットFAXの中でも機能の多彩さについてはeFaxは最高レベルと感じます。
eFaxの料金はjFaxと比べてやや高価格。ただし、毎月FAX送受信枚数が150を超えるとjFaxより割安になります。eFaxは大量FAX通信を想定する方にも向いています。
□ eFaxをおすすめする方
① 全国市外局番を利用したい方
② 専用アプリを使ってFAX操作をしたい方
③ 日本語ではなく英語など外国語で使いたい方
④ 料金よりも機能の充実を優先する方
⑤ 毎月FAX送受信枚数が150を超える方
⑥ 運用実績・品質・信頼を重視する方
⑦ 企業内で使用したい方
jFaxをおすすめの方
① 世界最大級のインターネットFAX「eFax」の姉妹サービス
② インターネット接続のPC・スマホからFAXを送受信
③ FAX機、電話回線、FAX用紙&インクは、一切不要!
④ あなただけのFAX番号を発行します
⑤ 毎月990円(受信100枚,送信50枚込み)
jFaxは、eFaxと比べて、機能がシンプル市外局番は東京(03)大阪(06)と050のみで専用アプリはありません。言語は日本語のみです。
jFaxは、eFaxと比べて、基本料金が安く設定されています。ただし、通信量が多くなると、jFaxの割安さは薄れていきます。
セキュリティ・送信安定性・信頼性については、eFax・jFaxともに変わらず高いです。
□ jFaxをおすすめする方
① 都内または大阪在住の方。050のFAX番号でもよい方。
② WEB・電子メールを使ったFAX操作でもよい方
③ 日本語で使いたい方
④ 高度な機能よりも料金の安さを重視する方
⑤ 毎月FAX送受信枚数が100以下の方
⑥ 品質・信頼を重視する方
⑦ 個人、フリーランスの方
eFaxとjFaxの比較(基本機能)
① 1200万人以上が利用する世界最大級のインターネットFAX
② インターネット接続のPC・スマホからFAXを送受信
③ FAX機、電話回線、FAX用紙&インクは、一切不要に
④ 全国市外局番であなただけのFAX番号を発行
⑤ 毎月1,800円(150枚FAX送受信無料)~
eFaxとjFaxを基本機能の面で比較すると、eFaxがjFaxより優れています。
ただし、eFaxの優位性は圧倒的ではありません。
基本機能13の中で、3つの機能のみeFaxが優位。その他は両者とも同じです。
□ eFaxとjFaxの基本機能比較
① FAX番号:eFax優位
② FAX送受信デバイス:同じ
③ FAX送受信インターフェイス:eFax優位
④ FAX番号そのまま不可:同じ
⑤ 1回のFAX送信上限:同じ
⑥ 送信FAXファイル形式:同じ
⑦ 受信FAXファイル形式:同じ
⑧ FAX送信時間:同じ
⑨ 海外とのFAX通信:同じ
⑩ 専用アプリの有無:eFax優位
⑪ 個人/法人の利用:同じ
FAX番号:eFax優位
□ 利用者に発行されるFAX番号
eFax・・62の全国市外局番号、050
jFax・・東京(03)、大阪(06)、050
eFAXがカバーしている市外局番は下の図の通り、全国に渡っています。
eFaxでは、大阪・都内以外に居住する方でも、自分が住むエリアの市外局番から始まるFAX番号を使える場合が多いです。jFaxでは、050(IP電話)から始まるFAX番号のみ利用可能となります。
FAX送受信デバイス:同じ
□ 利用可能な通信デバイス
eFax・・パソコン、スマホ、タブレット
jFax・・パソコン、スマホ、タブレット
オンライン FAX サービス「eFax®」日本市場で 20,000 アカウントを突破
引用:インターネットファックスのeFax ホームページ | eFax
FAX もマルチデバイスの時代。ユーザーの半数以上がスマホ・タブレットを活用
下の画像は、eFaxとjFaxをスマートフォンから利用した時のログイン直後の画面(アカウント画面)です。
FAX送受信インターフェイス:eFax優位
□ FAX送受信インターフェイス
eFax・・WEB・電子メール・専用アプリ
jFax・・WEB・電子メール
eFaxで利用可能な専用アプリが、jFaxでは提供されていません。FAX送受信インターフェイスの観点では、eFaxが優位です。
WEBブラウザを開いて、eFax公式サイトにアクセスして・・といった手間はいらず、専用アプリアイコンをタップするだけで、すぐにログイン画面を開けて便利です。
FAX番号そのまま不可:同じ
□ 番号そのまま
eFax・・不可
jFax・・不可
利用者が既に使っていたFAX番号をeFax・jFaxに引き継いで利用することはできません。
eFax、jFax、どちらも、その利用申込み時に、システムが自動的にFAX番号を発行します。
利用申込みの際、FAX番号の市外局番は選択可能です。また、選択した市外局番から始まるFAX番号の候補が自動的に6~9個表示され、この中から利用者が使いたい番号を選ぶこともできます。しかし、利用者が既に使っていたFAX番号を指定して、eFax・jFaxを申込むことはできません。
1回のFAX送信上限:同じ
□ 1回のFAX送信上限
eFax・・ファイル数:5が上限、ファイル容量:1M上限
jFax・・ファイル数:5が上限、ファイル容量:1M上限
eFaxでは、1回のFAX送信について上限を設けています。ファイル数は5、容量は1MB。jFaxでも全く同じです。
送信FAXファイル形式:同じ
主なファイル形式 | 拡張子 | バージョン |
Adobe PDF | 全バージョン | |
Microsoft Word | DOC, DOCX | efax v. 97, 2000, 2003, 2007 jfax Win: v. 95-2013 Mac: v. 4-98 |
Microsoft Excel | XLS, XLSX | efax v. 5, 95, 97, 2000, 2003, 2007 jfax 97-2013 |
Microsoft PowerPoint | PPT, PPTX | efax v. 4 and above jfax 97-2013 |
Compuserve Graphics Interchange Format | GIF | GIF87a, GIF89a |
JPEG Joint Photography Experts Group | JPG, JPEG | All Version |
Tagged Image File Format (TIFF) | TIF, TIFF | All Version |
Portable Network Graphics (PNG) | PNG | All Version |
□ 送信ファイル形式
eFax・・PDF、GIF、JPGなど
jFax・・PDF、GIF、JPGなど
受信FAXファイル形式:同じ
□ 受信FAXファイル形式
eFax・・PDFまたはTIF
jFax・・PDFまたはTIF
いずれも、所定の設定画面から、受信FAXファイル形式をPDFおよびTIFの2形式から1つ選択します。
FAX送信時間:同じ
□ FAX送信時間
eFax・・1枚あたり155秒
jFax・・1枚あたり154秒
以下の条件の下、eFaxとjFaxでFAX送信試験を実施しました。結果、送信時間は同じでした。
eFaxのFAX送信時間&速度
送信ファイル数 | 1 |
本文 | なし |
送信ファイルの容量と形式 | 96.3KB(PDF) |
送信インターフェイス | WEB |
宛先 | 自宅のFAX機 |
送信時間 | 155秒/枚 |
jFaxのFAX送信時間&速度
送信ファイル数 | 1 |
本文 | なし |
送信ファイルの容量と形式 | 96.3KB(PDF) |
送信インターフェイス | WEB |
宛先 | 自宅のFAX機 |
送信時間 | 154秒/枚 |
海外とのFAX通信:同じ
□ 海外とのFAX通信
eFax・・送受信共に可
jFax・・送受信共に可
eFax
どうすれば国外のファックス番号にファックスを送信できますか?
Faxをメール、web、アプリのどれで送ろうとしても、難しい設定は必要ありません。相手の番号が正しいか確認する必要があるだけです。
引用:インターネットファックスのeFax ホームページ | eFax
- 国番号、市外局番、および市内番号を含む完全な宛先ファックス番号を使用します
どうすれば、海外から私宛てにFaxを送信することができますか?
海外からお客様にFaxを送信する場合、国際電話をダイヤルする時と同様に、送信者はお客様のeFax番号をダイヤルする必要があります。
引用:インターネットファックスのeFax ホームページ | eFax
jFax
どの国へFaxを送信することができますか?
送信可能な国もついては 料金ぺージ:送信の「※国外への料金表は こちら 」からご覧ください。
引用:インターネットfaxの (jFax) ホームページ
どうすれば、海外から私宛てにFaxを送信することができますか?
海外からお客様にFaxを送信する場合、国際電話をダイヤルする時と同様に、送信者はお客様のjFax番号をダイヤルする必要があります
引用:インターネットfaxの (jFax) ホームページ
専用アプリの有無:eFax優位
□ 専用アプリの有無
eFax・・有り
jFax・・無し
eFaxで利用可能な専用アプリが、jFaxでは提供されていません。
WEBブラウザを開いて、eFax公式サイトにアクセスして・・といった手間はいらず、専用アプリアイコンをタップするだけで、すぐにログイン画面を開けて便利です。
個人/法人の利用:同じ
□ 個人/法人の利用
eFax・・どちらでも利用可
jFax・・どちらでも利用可
eFax、jFax、共に、個人・法人を問わず、申込んで利用可能です。ただし、個人の利用申込時の本人確認書類と法人の利用申込時の法人確認書類は異なります。
eFax、jFaxへの申込み方法については別記事にまとめました。よかったら参考にしてください。
eFaxとjFaxの比較(応用機能)
① 1200万人以上が利用する世界最大級のインターネットFAX
② インターネット接続のPC・スマホからFAXを送受信
③ FAX機、電話回線、FAX用紙&インクは、一切不要に
④ 全国市外局番であなただけのFAX番号を発行
⑤ 毎月1,800円(150枚FAX送受信無料)~
応用機能の面で比較しても、eFaxはjFaxより優れています。
特に、eFaxは、料金支払い機能が充実。柔軟な支払い方を求める方にとっては、eFaxは使いやすいインターネットFAXです。
□ eFaxとjFaxの応用機能比較
① 一斉送信:同じ
② 複数の送信メールアドレス:同じ
③ 複数の受信メールアドレス:同じ
④ 受信FAXの転送・印刷・ダウンロード:同じ
⑤ FAX送付状機能:同じ
⑥ 連絡先リストからFAX送信:eFax優位
⑦ 受信FAXにデジタル署名:eFax優位
⑧ 料金支払い機能:eFax優位
一斉送信:同じ
□ 一斉送信
eFax・・最大25の宛先へ一斉に送信可
jFax・・最大25の宛先へ一斉に送信可
同じFAXを多くの方に一斉に送りたい場合に便利な機能が一斉送信。
eFax、jFax、いずれも最大25の宛先へ一斉にFAXを送信できます。
複数の送信メールアドレス:同じ
□ 複数の送信メールアドレス
eFax・・最大5件
jFax・・最大5件
eFax、jFaxともに電子メールを使ってFAXを添付ファイルとして送信可能。
電子メールのアドレス(FAX送信用電子メールアドレス)は、どちらのサービスにおいても、最大5件まで登録可能です。
FAXの内容・宛先などに応じて複数のFAX送信用電子メールアドレスを使える仕組みになっています。
FAX送信用電子メールアドレスは所定の画面から設定可能です。
複数の受信メールアドレス:同じ
□ 複数の受信メールアドレス
eFax・・最大5件
jFax・・最大5件
eFax、jFaxともに電子メールを使ってFAXを添付ファイルとして送信可能。
eFax、jFaxともに、FAX機から電話回線を通じて送信されたFAXを、(インターネットFAXサーバーを介して)、電子メールアドレスの添付ファイルとして受信可能。
受信できる電子メールアドレスは、最大5つ。同じFAXを5つのメールアドレスで受信できます。
例えば、企業でeFax、jFaxを使う場合、FAXを受信する担当者を5名用意。それぞれが同一FAXを受信出来るようにしておけば、同じタイミングで5名がFAX受信を確認できるようになります。
FAX受信用電子メールアドレスは所定の画面から設定可能です。
受信FAXの転送・印刷・ダウンロード:同じ
従来、FAX機で受信したFAXは、アスクルなどのファイルに閉じていました。
eFax、jFax、ともにペーパーレス。電子ファイルとしてFAXを受信します。
いずれのインターネットFAXも、受信したFAXを簡単に、①メールで転送、②複合機で印刷、③パソコンにダウンロードできる仕組みを提供しています。
□ 受信FAXの転送・印刷・ダウンロード
eFax・・簡単
jFax・・簡単
FAX送付状機能:同じ
一般的に、ビジネスの場面では、FAXを送る際、表紙(送付状)を付けることが多いです。
表紙(送付状)には、送信者、送信日、件名、メッセージなどが書かれ、FAXを受信者がFAXをどのように取り扱えばよいかを案内する役割を持っています。
いずれのインターネットFAXも、FAX送信の際、簡単にFAX送付状を付けることができるようになっていて便利です。
□ FAX送付状機能
eFax・・簡単にFAX送付状を付けられる
jFax・・簡単にFAX送付状を付けられる
eFax、jFax、いずれのインターネットFAXも、表紙(送付状)の付け方は同じ。「表紙を含める」にチェックし、件名・メッセージなどを入力すれば、自動的に作成された表紙が1ページ目に付けられてFAXが送られます。
FAX送付状の付け方についてさらに詳しい情報をお知りになりたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
連絡先リストからFAX送信:eFaxが優位
□ 連絡先リストからFAX送信
eFax・・可
jFax・・不可
スマホの連絡先と同じように、eFaxでも連絡先を検索してそこから通信先を選んで、FAX送信できます。
jFaxでは、このような機能は提供されていません。
受信FAXにデジタル署名:eFax優位
□ 受信FAXにデジタル署名
eFax・・可
jFax・・不可
インターネットFAXは、紙だらけの従来のFAXの世界をペーパーレスにする便利なサービス。
ペーパーレスにするとき、生じる1つの課題は「署名」。FAXに署名し、署名済みFAXを管理・転送することもありますが、この一連の作業をeFaxはデジタル上で可能にしています。
eFaxでは、あらかじめ登録しているデジタル署名を受信FAXに追加可能。署名済み受信FAXを電子メールで転送したり、FAX送信者にFAXとして返信することができます。
料金支払い機能:eFax優位
応用機能の中で料金支払い機能が、2つのインターネットFAX間で最も差があります。
eFaxは、jFaxと比べて、料金支払い機能がとても充実。柔軟に料金決済したい方は、eFaxをおすすめします。
□ 料金支払い機能
1) 支払い方法の選択肢:eFaxが優位
2) 支払い期間の変更:eFaxが優位
3) 支払いクレカの種類:jFaxが優位
4) 無料トライアル(お試し):eFaxは実績あり
1) 支払い方法の選択
□ 支払い方法の選択
eFax・・クレカ、口座振替、銀行振り込み
jFax・・クレカのみ
eFaxは、jFaxと比べて、料金支払い法の選択肢が多いです。
なお、クレジットカード払いから、銀行振り込みや口座振替に変更されたい方はカスタマーサービスへお電話ください。(受付時間:祝祭日を除く月~金曜日 9:00 ~ 17:00)
引用:支払い方法の変更について | インターネットFAXならeFax(イーファックス)
jFaxは、クレジットカードでのみ料金を支払うことができます。
Q 銀行振り込み/口座振替はできますか?
引用:銀行振り込み/口座振替はできますか | 料金/請求に関するご質問 | jFaxヘルプ | インターネットFAXならjFax(ジェーファックス)
A クレジットカードでのお支払のみとなります。
2) 支払い期間の変更
eFax、jFaxともに年払い・月払いを選択可能。
eFaxでは、支払い期間の変更を後に行うことができますが、jFaxではできません。
□ 支払い期間(月払い→年払い)の変更
eFax・・可
jFax・・不可
3) 支払いクレカの種類
eFax、jFaxともに、料金をクレジットカード決済することが可能。
その際、利用できるクレジットカードの種類は限定されています。
eFaxでは、ビザ、マスターズ、アメックス、JCBの4種類。ただし、通常、決済に使われるクレカではなく、トラブルが生じた場合に使われる予備決済用クレカでは、ビザ、マスターズ、アメックスのみ利用可。
jFaxでは、どちらのタイプのクレカでも、ビザ、マスターズ、アメックス、JCBの4種類の中から選んで利用できます。
□ 予備決済用クレカの種類
eFax・・ビザ、マスターズ、アメックス
jFax・・ビザ、マスターズ、アメックス、JCB
4) 無料トライアル(お試し)
無料トライアルは常時受付されているサービスではありません。
上図のように、キャンペーン期間中のみ、無料トライアル申込み受付バナーが公式サイトに表示されます。
私の経験上、eFaxでは、30日無料トライアル案内の経験がありますが、jFaxでは、ありません。お試しでインターネットFAXを使ってみたい方にとって、eFaxは手軽に感じやすいサービスです。
eFaxとjFaxの比較(品質)
品質の面で比較すると、両方のインターネットFAXは同等です。
jFaxはeFaxの姉妹サービス。世界1,200万人がユーザーの世界最大級インターネットFAX。
eFaxの実績・信頼性は抜群です。jFaxはeFaxの多くの機能を継承しているので、サービス基礎部分はeFaxと同じ。両方のインターネットFAXは品質面では大きな差はありません。
□ eFaxとjFaxの品質比較
① セキュリティ:同じ
② 通信安定性:同じ
③ 文書充実・品質:eFaxが優位
セキュリティ・通信安定性:同じ
一般のFAXは電話回線を使います。電話回線ではインターネット回線のように盗聴・妨害・情報搾取などのサイバー攻撃の余地がないので、セキュリティは高いです。
インターネットFAXは、インターネット回線を使う通信サービス。通常のFAXと比べるとセキュリティリスクは上がります。また、インターネット速度が低い・不安定などの場面では、送受信エラーとなるリスクも存在します。
eFaxは世界最大級のインターネットFAX。世界1,200万人のユーザーから利用されてるので、セキュリティ・通信安定性は高いです。
jFaxは、eFaxの高品質通信をそのまま受け継いでいるので、eFaxとjFaxは、品質の観点で大きな違いはありません。
文書充実・品質:eFaxが優位
システム・ITの面からみた品質では、eFaxとjFaxに大きな違いはありません。
いずれも高品質のインターネットFAXです。実際に私が2つのインターネットFAXを使ってみた実感としてもどちらも高品質という印象でした。
システムは、ユーザーインターフェイスの1つである公表文書の充実度・品質も重要な要素の1つ。
eFaxの公式サイトには、FAQ、契約、確認書類提出法、業界別利用例、FAX送付状無料版、SPF設定など、多岐にわたって細かく丁寧にガイダンスされています。
jFaxの公式サイトでも、基本的なサービス内容や料金をはじめ、FAQ、契約なども案内されています。ただし、業界別利用例、FAX送付状無料版、SPF設定など、応用的な情報はeFaxと比べるとやや薄い印象があります。
また、例えば、FAQの文書で文字が重なっているなどやや分かりづらい公表文書もあります。
jFaxは、eFaxの姉妹サービス。機能をシンプルに料金を格安にできるよう開発されていますが、公式サイトの文書の充実度や品質という面まで評価すると、ややeFaxの方が有利に感じました。
ただし、機能面とは違い、品質面では、eFaxとjFaxに大きな差はありません。
eFaxとjFaxの比較(使いやすさ)
2つのインターネットFAXを実際に使ってみて、使いやすさの観点で比較してみました。
結果、使いやすさの面では、両方のインターネットFAXに大きな違いはありません。どちらも使いやすく洗練されています。
ここでは、「使いやすさ」とは、ある目的をもって2つのインターネットFAXを使った際、ページ遷移が自然、ファーストビューで多くの情報を理解できる、文字・色がユーザーフレンドリーであるなど、利用時に感じるストレスの少なさと定義しています。
□ eFaxとjFaxの使いやすさ比較
① 利用申込みのしやすさ:同じ
② FAX送受信のしやすさ:同じ
③ 問い合わせのしやすさ:同じ
④ 登録情報変更のしやすさ:同じ
⑤ 解約のしやすさ:eFaxが優位
使いやすさは、ユーザーインターフェイスの画面構成・画面遷移・色使い・文字の大きさなどでほとんど決まります。
中心のユーザーインターフェイス「WEB」では、下の画像のように、1つの画面構成・色使い・文字の大きさはほとんど一緒です。
上段の画像は、eFaxのWEB画面(アカウント画面)。下段の画像は、jFaxのWEB画面(アカウント画面)。
WEB上の画面構成・色使い・文字についてeFaxとjFaxを比較すると、ほとんど同じです。画面の数やその遷移の仕方も同じ。1つの画面上の操作方法も同一です。結局、使いやすさも同じに感じます。
電子メールでFAXを送る場合、eFaxとjFaxで操作は同じ。使い方が一緒なので、使いやすさも変わりません。
結果、実際に使ってみて、使いやすさの面では、両方のインターネットFAXに大きな違いは感じませんでした。
利用申込みのしやすさ:同じ
eFaxでは、WEBから利用を申込みます。本人情報、料金決済方法などを入力。さらに、本人確認情報を提出し、審査にパスすれば、利用開始となります。
jFaxについても、利用申込み・本人確認書類の提出・利用開始の3つのステップで進むことは全く同じ。
利用申込みから利用開始までの期間についても、いずれのインターネットFAXも7~10日間くらい。ほとんど変わりません。
□利用申込みのしやすさ
eFax・・簡単
jFax・・簡単
FAX送受信のしやすさ:同じ
送受信のしやすさは、2つのインターネットFAX間で大きな違いはありません。
eFax、jFax、どちらも上の画像のように、FAX送信に必要な情報をフォームに入力。最下部「Fax送信」ボタンをクリックすれば送信完了です。シンプルでわかりやすいユーザーインターフェイスに感じました。
□ FAX送受信のしやすさ
eFax・・簡単
jFax・・簡単
問い合わせのしやすさ:同じ
上の画像のように、eFax、jFax、どちらも、ヘルプ画面からテクニカルサポートへの問い合わせ方法がきちんと案内されています。
実際に、eFaxとjFaxの両方のサポートに問い合わせをしてみました。私の体験では、どちらのカスタマーサービスの担当者もテキパキとして回答してくれて、すぐに問題が解決されました。
□ 問い合わせのしやすさ
eFax・・簡単
jFax・・簡単
登録情報変更のしやすさ:同じ
どちらのインターネットFAXにおいても、利用者情報・料金支払い情報・FAX設定情報などの登録情報は、「アカウントの更新画面」から更新可能。
上の画像のように、どちらのインターネットFAXにおいても、項目の横に「編集」ボタンが付いていて、このボタンをクリックして簡単に更新できます。
□ 登録情報変更のしやすさ
eFax・・簡単
jFax・・簡単
解約のしやすさ: eFaxが優位
どちらのインターネットFAXにおいても、解約申し入れは電話のみ受付されます。
eFaxでは、WEBの画面上に「解約する」ボタンが提供され、ボタンをクリックすると、解約時の注意事項が表示されます。
jFaxでは、解約申し入れは電話のみ受付されることは案内されていますが、eFaxが設ける「解約する」ボタンは提供されていません。
サービス停止について
解約はお電話でのみ受付けております。解約手数料はかかりません。
引用:特定商取引法に基づく表記 | 会社概要 | インターネットFAXならjFax(ジェーファックス)
解約申し入れについて、利用者が分かりやすい画面上の場所に専用ボタンを設けて、解約時の注意事項を親切に教えるeFaxのほうが利用者にとって解約しやすいと感じました。
eFaxとjFaxの比較(料金)
① 世界最大級のインターネットFAX「eFax」の姉妹サービス
② インターネット接続のPC・スマホからFAXを送受信
③ FAX機、電話回線、FAX用紙&インクは、一切不要!
④ あなただけのFAX番号を発行します
⑤ 毎月990円(受信100枚,送信50枚込み)
料金の面で比較すると、jFaxの方が優れています。
jFaxはeFaxの姉妹サービス。eFax品質を維持しつつ、eFax機能をコンパクトにしたインターネットFAXがjFaxです。
機能をコンパクトしている分、料金は低く抑えられています。
□ eFaxとjFaxの料金比較
① 初期費用:同じ
② 月払い基本料金:jFaxが優位
③ 年払い基本料金:jFaxが優位
④ 通信量が少ない:jFaxが優位
⑤ 通信量が多い:eFaxが優位
初期費用:同じ
eFax、jFax、どちらも初期費用は1,100円。初月に1回だけ初期費用が発生します。
「登録手数料」「Service Activation Fee」という科目で、画面や請求書に表示されます。
月払いの基本料金:jFaxが優位
月払いの基本料金については、両方のインターネットFAX間ではっきりとした差があります。
jFaxでは、1,089円。eFaxでは、1,980円(Plus 1800)または3,960円(Plus 3600)。jFaxは、eFaxと比べて25~50%の料金です。
月払いの基本料金は毎月発生する料金なので、この差は大きいと感じます。
年払いの基本料金:jFaxが優位
年払いの基本料金についても、両方のインターネットFAX間ではっきりとした差があります。
jFaxでは、12,980円。eFaxでは、19,800円(Plus 1800)または39,600円(Plus 3600)。
eFaxは、年払いにすることで、月払いと比較して、月当たりの料金が約20%OFFになりますが、jFaxでは、年払いにしても、月払いと比較して、月当たりの料金は約1%OFF。
月払いと比較して年払いでは、jFAXの割安さは少なくなっています。
通信量が少ない:jFaxが優位
無料で送信できるFAX枚数上限については、eFaxの方がjFaxよりも多いです。
毎月の通信量が多いと無料枠が大きなeFaxが有利ですが、毎月の通信量が少ない(毎月送受信FAX枚数が100枚程度内)であれば、jFaxの割安さは変わりません。
通信量が多い:eFaxが優位
無料で送信できるFAX枚数上限については、eFaxの方がjFaxよりも多いです。
毎月の通信量が多いと無料枠が大きなeFaxが有利となります。毎月送受信FAX枚数が150枚を超えると、jFaxよりもeFaxの料金のほうが割安です。
① 1200万人以上が利用する世界最大級のインターネットFAX
② インターネット接続のPC・スマホからFAXを送受信
③ FAX機、電話回線、FAX用紙&インクは、一切不要に
④ 全国市外局番であなただけのFAX番号を発行
⑤ 毎月1,800円(150枚FAX送受信無料)~
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② インターネット接続のPC・スマホからFAXを送受信
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⑤ 毎月990円(受信100枚,送信50枚込み)
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