秒速FAXは、株式会社Karigoが運営するインターネットFAX。
秒速FAXは、送信専用の「秒速FAX送信」と受信専用の「秒速FAX Plus」の2つのサービスから構成されています。
この記事では、秒速FAX Plusの使い方、口コミ・評判などを紹介します。
秒速FAX Plusの特徴
① 月会費550円~、格安インターネットFAXです。
② インターネット接続のPC・スマホからFAXを簡単にFAX受信
③ FAX機、電話回線、FAX用紙&インクは、一切不要!
④ 1枚の送信料金は0円~
⑤ 起業や副業を考えている方、フリーランスの方に特におすすめ
秒速FAX Plusを使えば、FAX機やFAX回線がなくても、インターネット接続端末さえあれば、いつでもどこでもFAXを受信できます。
秒速FAX Plusは、株式会社Karigoにより運営されています。特徴は5つです。
運営会社
運営会社情報
会社名:株式会社Karigo
本社:〒104-0061 東京都中央区銀座7-14-15
電話:050-6861-1726(Toonesサービス専用ダイヤル)
URL:http://www.karigo.co.jp/
料金
秒速FAX Plusは、3つのプランを用意。一般的には、個人はSOHO、中小企業はベーシック、大企業はビジネスプランが適しています。
私は個人として、ベーシックプランを申し込みました。
プラン名 | 初期費用 | 月額 | 通信単価 |
---|---|---|---|
SOHO | 1,650円 | 550円 | 8円 |
ベーシック | 1,650円 | 880円 | 3円 |
ビジネス | 1,650円 | 1,100円 | 無料(*) |
通信単価:1枚の送受信に必要な追加料金
5つの特徴
秒速FAX送信の主な特徴は5つです。
① 受信専用のインターネットFAX
② WEB&電子メールでFAX受信
③ 受信FAX量に応じたプラン選択
④ 安心のセキュリティ
⑤ 受信FAX50枚程度の使用で料金最安値圏
特徴1:受信専用のインターネットFAX
秒速FAX Plusは、FAX受信専用インターネットFAX。FAX送受信どちらも利用する場合、秒速FAX Plusと秒速FAX 送信の両方に申込みが必要です。
FAXを送るが、受信しない方は、秒速FAX送信のみを利用し、FAXを受信するが、送信しない方は、秒速FAX Plusを利用すればよいという使い方が可能になっています。
特徴2:WEB&電子メールでFAX受信
秒速FAX Plusでは、受信したFAXをPDFファイルとして受け取ります。受け取ったFAXは、秒速FAX PlusのWebサイトと電子メールの両方で確認できます。
利用者はWebサイトにわざわざログインしなくても電子メールソフトを開けばすぐにFAXの受信を確認できるので便利。
ただし、電子メールのみでFAX受信することはできません。
(○)Webサイトと電子メールの両方でFAXを受信
(○)WebサイトのみでFAXを受信
(×)電子メールのみでFAXを受信
FAX受信用の電子メールは設定画面から簡単に設定できます。
特徴3:受信FAX量に応じた料金プランの選択
秒速FAX Plusでは受信FAX量に応じて料金プランを選べます。代表的なインターネットFAXの中で受信FAX量に応じたプランが選べるサービスは「efax」「秒速FAX Plus」のみです。
インターネットFAX | 受信量に応じたプラン |
---|---|
ボリュームアップ(毎月350枚まで一定料金) | ベーシック(毎月150枚まで一定料金)|
なし | |
なし | |
秒速FAX Plus | ベーシック(受信FAX量普通;受信単価3円) ビジネス(受信FAX量多い;受信単価0円)(*) | SOHO(受信FAX量少ない;受信単価8円)
なし |
各社サービスロゴは各社HPより引用
秒速FAX Plus利用者は、毎月のFAX受信量見通しに応じて最適プランを選ぶことができます。
最適プランの選択方法
0枚 | 10枚 | 30枚 | 40枚 | 50枚 | 75枚 | 100枚 | 200枚 | 300枚 | |
SOHO | 550円 | 630円 | 790円 | 870円 | 950円 | 1,150円 | 1,350円 | 2,150円 | 2,950円 |
ベーシック | 880円 | 910円 | 970円 | 1,000円 | 1,030円 | 1,105円 | 1,180円 | 1,480円 | 1,780円 |
ビジネス | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 |
毎月のFAX受信枚数が0~50枚程度であれば、SOHOプランが最もお得。逆に100枚を越すとビジネスプランが割安になります。
毎月の枚数が50~100枚くらいなら、どのプランでも料金はあまり変わりません。
毎月のFAX受信量が0-50枚:SOHOプランが最も安い
毎月のFAX受信量が70枚:どのプランでも同じくらいの料金
毎月のFAX受信量が100枚~ビジネスプランが最も安い
毎月のFAX受信枚数が大きく変動する場合には、受信枚数によって料金の変動が少ないベーシックプランを選択することをおすすめします。
特徴4:安心のセキュリティ
秒速FAXは国内回線を使ったシステム。海外へFAXを送ることはできません。受信FAXデータが国外に出ることもありません。セキュリティをしっかり確保しています。
受信FAXをパスワードロックすることも可能。守秘性の高いデータを取り扱う方にとって秒速FAXはぴったりのセキュアなインターネットFAXです。
特徴5:受信FAX50枚程度の使用で料金最安値圏
毎月、FAXを0~50枚程度受信し、FAXはほとんど送らない方にとって、秒速FAX plusは料金最安値圏。コスパが高いインターネットFAXとすることできます。
ベーシック | Plus 1800 | Plus 3600 | スタンダード | |||
---|---|---|---|---|---|---|
初期費用 | 1,870円 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 |
月額 (基本) | 880円 | 1,980円 | 3,960円 | 1,078円 | 1,045円 | 1,089円 |
月額 (受信10頁) | 910円 | 1,980円 | 3,960円 | 1,078円 | 1,045円 | 1,089円 |
月額 (受信50頁) | 1,030円 | 1,980円 | 3,960円 | 1,078円 | 1,045円 | 1,089円 |
月額 (受信150頁) | 1,330円 | 1,980円 | 3,960円 | 1,078円 | 1,045円 | 1,639円 |
月額 (受信300頁) | 1,780円 | 3,630円 | 3,960円 | 1,078円 | 1,045円 | 3,289円 |
口コミ・評判 | 秒速FAXplus | eFax | eFax | MOVFAX | メッセージプラス | jFax |
公式サイト | 秒速FAX | eFax | eFax | MOVFAX | メッセージプラス | jFax |
2024.5 現在 (アイコン各社HPより引用)
受信するFAXのページ数が毎月50枚くらいならば、秒速FAX plusの料金は割安です。
\月会費550円~、格安インターネットFAX/
秒速FAX Plusのデメリット
秒速FAX Plusは割安で便利なインターネットFAXですが、デメリットも少しあります。
① 料金前払い
② 送信と受信を一体管理できない
③ 受信FAXの電子ファイル形式はPDFのみ
デメリット1:料金前払い
秒速FAX Plusでは、FAX受信などサービスを受ける前にあらかじめ相当する料金を支払っておく必要があります。
具体的には、FAX受信で発生する料金分のToonesポイントを購入しておかなければいけません。
実際に使ってみると分かるのですが、秒速FAXでは、頭の片隅に常に超える購入ポイント残高確保の意識を持つ必要があり、少しだけ面倒くさいな~と感じました。
デメリット2:送信と受信を一体管理できない
上の図のように、秒速FAX送信(FAX送信Webサイト)と秒速FAX Plus(FAX受信Webサイト)は別々に提供されており、FAX送受信を一体管理できない仕組みになっています。
他のインターネットFAX(eFAX、MOVFAX(モバックス)、メッセージプラス)では、FAX送受信を一体的に管理するシステムとなっている点とは対照的です。
FAX送受信をまとめて管理できるインターネットFAXでは、FAXのやりとりを簡単に確認できるので、効率よく便利です。
送信と受信を一体管理できない点は、秒速FAXにとってデメリットの1つです。
デメリット3:受信FAXのファイル形式はPDFのみ
秒速FAX PlusはFAXを電子ファイルとして受信しますが、電子ファイル形式はPDFのみ。秒速FAX Plusサーバーが自動的に受信FAXをPDF化して秒速FAX Plus利用者に配信する仕組みになっています。
PDFはビジネスシーンで最も利用されるファイル形式の1つ。ただし、TIFFやJPEGなど画像形式でFAXを受信したい利用者にとってやや不便です。
インターネットFAX | 受信FAXのファイル形式 |
---|---|
PDF/TIFF | |
PDF/TIFF/JPEG | |
PDF/TIFF | |
秒速FAX Plus | |
PDF/TIFF |
秒速FAX Plusの基本的な使い方
利用申込み
秒速FAX Plusの利用申込みは4つのステップ(以下の①~④)から構成されます。
① Toones無料アカウントを開設
② 本人確認・住所確認
③ Toonesポイント購入
④ 受信用FAX番号の取得
秒速FAX Plusの利用申込みは1週間程度で終えることができます。
Toonesは、秒速FAXの運営会社「株式会社Karigo」が提供する様々な通信サービス・オフィスサービスのプラットフォーム。
Toones無料アカウントで利用可能な別のサービス(例:秒速FAX送信など)を既に利用していて、①Toones無料アカウントの開設や、次の②本人確認・住所確認を終えている方もいると思います。
そのような方は、①②ステップを省略できます。
②本人確認・住所確認を終えているかどうかは、Toones無料アカウントでログインして、Myページの左欄表示の「本人確認」をクリックして、本人確認のステータスをチェックすることで、確認することができます。
また、Toonesアカウントで提供される別サービス(例:秒速FAX送信など)を既に利用していて、③Toonesポイント残高が4,000ポイント以上保有する方は、③のステップも省略可能です。
秒速FAXPlusの利用申込み方法については、別記事でまとめています。詳しくは以下の記事をご覧ください。
Toonesポイントの購入
秒速FAXPlusでは、SOHOプラン・ベーシックプラン利用者は、FAXを受信するごとに受信料金の支払いが必要です。料金はToonesポイントで支払います。
料金プラン | FAX受信料金 |
---|---|
SOHO | 8円/枚 |
ベーシック | 3円/枚 |
ビジネス | 無料 |
FAX受信料金は前払い。Toonesポイント(1ポイント1円)を受信前に購入しておきます。
FAX受信料金はToonesポイントから受信24h以内に差し引かれますが、受信と同時のタイミングの処理もあり得ます。したがって、実際上は、受信前に受信料金に相当するポイントを購入しておく必要があります。
秒速FAX Plus利用規約 第7条(料金)
FAX受信によりプランに応じて発生するFAX受信料金は、毎日当社の指定した時間にポイントより差し引かれます。
利用規約|インターネットFAXなら秒速FAX (toones.jp)
Toonesホームページの右上「ログイン」ボタンをクリック。上図のように、ログイン画面が表示されます。
画面のフォームに、Toones無料アカウントの開設時に登録したメールアドレスとパスワードを入力し、最後に、画面下部「ログイン」ボタンをクリックして、Toonesにログインします。
Tooneログインに成功すると、Toonesアカウント画面が表示されます。画面上部「Myページ」をクリックすると、上図のように、各利用者用のページ(My ページ)に移動します。
そこで、Toonesポイント残高を確認して、FAX送信で消費されるポイントを残高が下回っている場合には、Toonesポイントを購入しておきます。
Toonesポイントは銀行振込みまたはクレジットカードで購入できます。ここでは、クレジットカードで購入する手順を紹介します。
Myページの中段「ポイント購入 クレジットカード購入」ボタンをクリックすると、上図のクレジットカード購入画面が表示されます。
ここでクレジットカード情報を入力し、「確認ボタン」をクリック。表示内容を確認して、「購入」ボタンをクリックすると、購入完了です。
受信FAXを閲覧
秒速FAX PlusのWebサイトにおいて、受信FAXの受信日時・送信元電話番号・受信FAXの内容(PDF)を閲覧することができます。受信FAXの閲覧手順は以下の通りです。
① Toonesにログイン
② 秒速FAX Plusに移動
③ 受信履歴をクリック
Toonesホームページの右上「ログイン」ボタンをクリック。上図のように、ログイン画面が表示されます。
画面のフォームに、Toones無料アカウントの開設時に登録したメールアドレスとパスワードを入力し、最後に、画面下部「ログイン」ボタンをクリックして、Toonesにログインします。
Toonesにログインすると、左に通信サービス、右にオフィスサービスが並ぶ画面が表示されます。ここで、画面左の中央付近にある「秒速FAX Plus」をクリック。
秒速FAX Plusのホームページでは、画面上部にメニューが表示されています。左から2番目「受信履歴」をクリックすると、受信したFAXの一覧が表示されます。
受信できない原因と対策
秒速FAX Plusのホームページから受信履歴を確認しても、受信しているはずのFAXが見当たらない・・、こういう場合の原因は大きく分けて6つあります。
① Toonesポイント残高の不足
② 受信用FAX番号の未取得
③ FAX宛先間違い
④ 迷惑メール設定
⑤ 受信時間の非経過
⑥ インターネット未接続
① Toonesポイント残高の不足
FAXが受信できない原因として最も可能性がある原因はポイント不足。「FAX受信料金」が、購入ポイントから引き落とせない(滞納)場合、ポイント不足による停止がされます。
秒速FAX Plus利用規約 第8条(ポイント不足によるサービス停止と強制解約)
利用規約|インターネットFAXなら秒速FAX (toones.jp)
1.お客様のToonesビジネスアカウントに滞納(未払い)が発生した時点で、本サービスのお客様への提供が一時的に停止されます。この間、FAXの受信や管理画面の一部が利用出来ない状態となります。お客様の滞納が無くなったと当社にて確認出来た時点で、その日より本サービスの提供が再開されます。
2.お客様のToonesアカウントにおいて、滞納期間が20日間に達した場合、サービスの解約やアカウント停止措置を取る場合があります。
Toonesポイントをすみやかに購入しましょう。
② 受信用FAX番号の未取得
秒速FAX Plusにおいて、1人の利用者は複数の受信用FAX番号を取得することができます。
例えば、ある利用者が5つの受信用FAX番号を取得したつもりであっても、4つの受信用FAX番号の取得に留まっていた場合、残りの未取得の受信用FAX番号宛てにFAXを送信した場合にFAXは秒速FAXで受信できないことになります。
③ FAX宛先間違い
FAX宛先間違いでFAXが秒速FAX Plusで受信できない可能性があります。受信できなかった場合、FAXの送信元に今一度正しいFAX番号を入力して送信しようとしたのかを確認しましょう。
④ 迷惑メール設定
秒速FAX PlusではWebに加えて電子メールでもFAXを受信できますが、FAX受信用電子メールを誤って迷惑メール処理をする設定になっていないかを確認しておきましょう。
⑤ 受信時間の非経過
FAXがFAX機から送信された後、秒速FAX Plusに届くまで数分~5分程度(枚数:5枚程度)の経過が必要です。
さらに、FAXが受信された後、秒速FAX Plusにおいて、FAXをPDFとして閲覧可能になるまで、30秒から数分程度かかります。
秒速FAX Plusでは、FAXの受信時間の経過が必要となります。FAX送信元から送信完了の連絡があったとしても、ただちに秒速FAX Plusで受信し、FAXが閲覧可能にならないことに留意する必要があります。
⑥ インターネット未接続
秒速FAX PlusはインターネットFAX。インターネットFAXでは、FAX回線は不要ですが、インターネットに接続されている端末が必要となります。
念のため、モデム、Wi-FiルーターがONになっていること、実際に、Wi-Fi接続されていることを確認しましょう。
解約・退会
秒速FAX Plusを解約するためには、秒速FAX Plusを解約し、Toones無料アカウントを退会します。
秒速FAXPlusの解約は、3つのステップで完了です。
① Toonesアカウントにログイン
② 秒速FAXPlus「FAX受信番号管理画面」に移動
③ FAX受信番号一覧欄に表示の「解約」ボタンをクリック
詳細は、以下の記事をご覧ください。
Toones無料アカウントを退会は、3つのステップで完了です。
① Toonesアカウントにログイン
② ToonesのMyページ「アカウント登録情報」画面に移動
③ Toones無料アカウントを退会
詳細は、以下の記事をご覧ください。
秒速FAX Plusの応用的な使い方
秒速FAX Plusには、インターネットを経由したFAX受信専用の通信サービス。便利に安全に使える様々な機能が実装されています。
電子メールによるFAX受信
秒速FAX Plusは、Webの他、電子メールでもFAXを受信することができます。FAXはメールに添付される形で届けられます。
メール送信者:info@ecofax.jp
メール主題:FAX受信通知というフレーズを含む
メール添付物:FAX(PDFファイル)
メール本文:送信元電話番号、FAX枚数、受信日時
メール送信者やメール主題を仕分けルールに加えておくことで、メーラー(Outlookなど)の特定フォルダに秒速FAX Plusから受信した電子メールを分けて保存できます。
FAXを受信する電子メールアドレスの上限は、料金プランに応じて決まっています。
料金プラン | 受信アドレス数の上限 |
---|---|
SOHO | 1 |
ベーシック | 3 |
ビジネス | 20 |
FAXを受信する電子メールアドレスも画面から簡単に設定できます。
FAX受信のセキュリティ強化
秒速FAXでは、Webサイトと電子メールの2種類の方法でFAXを受信できます。
Webサイトでは、Toones無料アカウントのログインセキュリティが実装されていますが、電子メールでは、自由にメールボックスを開くことが出来て、セキュリティリスクが少し高い状態になっています。
そこで、受信FAXにセキュリティロックしておき、それを解除するパスワードを知らないと受信FAXを閲覧させないようにすることも可能です。
送信元の電話帳への登録
受信FAXの送信元がFAX番号表示されていると、一体誰がFAXを送ってきたのかを一目で把握することが難しい場合があります。
上の図のように、電話帳画面において、FAXを送ってくる方や組織の名前と番号を組みにして登録しておくことができます。
電話帳に登録しておくと、FAX受信履歴画面に表示される各受信FAXを送信してきた方・組織の名称が添えられて表示されるので、一目でFAX送信元を把握することができるようになります。
FAX受信履歴ダウンロード(60日分)
秒速FAX Plusでは、受信したFAXデータの保存は、最大100件で受信から60日間。どちらかの条件を超えた場合、自動で削除されます。
100件毎にあるいは60日間毎にFAX受信履歴をエクセルでダウンロードしておくと保管管理が強化されます。
100件または60日間を超えて受信FAXを自動保管する最も簡単な方法は、電子メールでFAXを受信しておくことです。
古いメールの整理のボックスをオフにすると100件または60日間を超えても自動的に削除されることはありません。
追加FAX番号の取得
秒速FAX Plus利用者は、同じアカウントで複数のFAX番号を利用することができます。例えば、ある企業が部署毎にFAX番号を設けたい場合などに便利です。
FAX番号追加は、FAX番号管理画面から行います。FAX番号を追加する際、あらかじめToonesポイントを4,000ポイント以上購入しておく必要があります。
料金プランの変更
秒速FAX Plusでは、契約している料金プランと利用途中で変更することもできます。
FAX番号管理画面に表示されている設定ボタンをクリックすると、上図の各種設定画面が開くので、そこで、契約プランを変更します。
・各種設定画面で表示されている契約プランは現在のプランです。
・月途中でのプラン変更は出来ません。
・月途中でプラン変更手続きをしても翌月1日からプラン変更されます。
秒速FAX Plusを使った受信実験の結果
秒速FAX Plusを実際に使ってみて、いくつかのFAX受信実験を行ってみました。
① gmailアドレスでFAXを受信できる?
② 受信FAXの枚数によって受信時間は変化する?
③ コンビニ(セブンイレブン)から送ったFAXを受信できる?
結果だけを先に説明すると、以下のようになりました。
① gmailアドレスでFAXを受信できる
② 受信FAXの枚数によって受信時間は変化しない
③ コンビニ(セブンイレブン)から送ったFAXを受信できる
実験1: gmailアドレスでFAXを受信できる?
秒速FAX Plusでは、受信FAXを秒速FAX PlusのWebサイトと電子メールの両方で確認できます。
受信用の電子メールとしてgmailを設定した場合、実際に、設定したgmailアドレスに受信FAXが届けられるか否かを確認する試験を行いました。
試験条件
FAX枚数 | 1 |
FAXデータサイズ | 45KB |
送信元FAX機 | 自宅FAX機(パナソニック KX-PD315-S) |
受信FAX | 秒速 FAX Plus (ベーシックプラン) |
受信FAX番号 | 050から開始される番号 |
受信電子メール | gmail |
試験結果
受信成功しました。秒速FAX PlusでFAXを電子メールで受信したい方は、各種設定画面においてGmailアドレスを設定すると、設定したGmailアドレスにFAXがPDFとして届けられます。
実験2:受信FAXの枚数によって受信時間は変化する?
秒速FAX Plusでは、送信元が一回に複数枚数のFAXをまとめて送り、それらを1回で受信できます。
受信するFAXの枚数によって、受信時間(送受信時間)に変化があるかどうかを試験してみました。
試験条件
FAX枚数 | 1~5 |
FAXデータサイズ | 45KB/枚 |
送信元FAX機 | 自宅FAX機(パナソニック KX-PD315-S) |
受信FAX | 秒速 FAX Plus (ベーシックプラン) |
受信FAX番号 | 050から開始される番号 |
試験結果
FAX枚数 | FAX受信時間(分) |
---|---|
1 | 4.1 |
2 | 6.5 |
3 | 5.1 |
4 | 5.5 |
受信するFAX枚数によって受信時間(送受信時間)に大きな変化がなく、4~6分程度の範囲に収まりました。ここで、受信時間(送受信時間)は、FAX機の送信開始時から秒速FAX PlusがFAXを受け取るまでに経過した時間、としています。
また、秒速FAX PlusがFAXを受け取ったと表示されてから、FAXをPDFとして閲覧可能になるまでに、さらに30秒~2分程度の経過が必要という結果になりました。
実験3:セブンイレブンから送ったFAXを受信できる?
コンビニからFAXを送るとき、一定の制限がはたらきます。
代表的なコンビニエンスストア(セブンイレブン)からFAXを秒速FAX PlusのFAX番号宛てに送信した場合、秒速FAX PlusでFAXを正常に受信できるかどうかを試験してみました。
試験条件
FAX枚数 | 1 |
FAXデータサイズ | 45KB/枚 |
送信元FAX機 | 自宅FAX機(パナソニック KX-PD315-S) |
受信FAX | 秒速 FAX Plus (ベーシックプラン) |
受信FAX番号 | 050から開始される番号 |
発信FAX機 | セブンイレブンに常設しているFAX機 |
セブンイレブンからFAXを送るときの制約
① 010,00で始まる電話番号へはFAX不可
② 海外へはFAX不可
③ 0120宛てFAX発信でも料金発生
④ FAX送信料金は「50円/枚」
⑤ 複数枚送る場合には全部読み取ってから送信
⑥ レポート・領収証発行可
試験結果
セブンイレブンの店舗に常設されているFAX機から秒速FAX PlusのFAX番号宛てにFAXを送信した場合、正常に秒速FAX PlusでFAXを受信することができました。
セブンイレブンで発行される送信結果レポートにも「送信結果 正常終了」と表示されていました。
\月会費550円~、格安インターネットFAX/
秒速FAX Plus 利用者の口コミ・評判
利用者3名のプロフィール
30代男性Aさん
[インターネットFAXを使おうと思った背景] 事務用に使っていたFAXが故障したとき、最初は買い替えようとも思っていました。 しかしパソコンとインターネットがあれば、それでFAXができる事を知って利用してみました。 試しにやってみようという感じで深く考えずに利用し始めました。
40代男性Bさん
[インターネットFAXを使おうと思った背景] 最初はFAXそのものをやめようかと話していました。 ただ、どうしてもFAXの方がいい人とまだFAXでやりとりしている取引先があったので、FAXをそのままにして、紙代を考えてインターネットFAXを使おうと思ったのがきっかけです。 紙のコストを減らす目的です。
30代女性Cさん
[インターネットFAXを使おうと思った背景] 新型コロナの影響でこれまで対面で会っていた周囲の人との接触が減り、以前よりも親戚、友人、知人、仕事などでFAXを使用する機会が増えました。 しかし、外出先では確認や利用がしづらく、利用の機会が多くても様々な場面で不便さを感じるようになりました。 そこで、これまでのFAX利用に加えて、インターネットFAXの利用も始めました。
秒速FAX Plusを選んだ理由
あまり、多くのインターネットFAXサービスを比較せず秒速FAXに決めたと思います。
比較したのは2社くらいで秒速FAXの方が安かったからこちらを選びました。
FAXなので、送信受信ができればよいと考え、月額が安いものでよいと思いました。
いろいろインターネットFAXを調べていて今会社で利用しているのは秒速FAXを利用しています。 他の企業も利用しているのが大きな理由ですし最終的な判断は私の会社の経営者がこれがいいということで決まりました。
初期費用や月額料金もほとんど掛からずに、手軽にインターネットFAXを始めることができるということだったので、秒速FAXを選びました。 また、FAXの確認もしやすく、メールなどの通知もあるので利用がしやすいと思いました。
秒速FAX Plusを使った感想(メリット)
FAX専用機を買わなくてよい、または置かなくてよいというのはメリットです。 それと、今の時代に紙媒体のFAXは不便で、送受信する内容もデジタルデータ化されている方が望ましいと思います。 その点はインターネットFAXサービスが優れています。
メリットはコピー用紙の減り具合や紙のコストが激減したところだと思います。 必要なものだけ紙で出すように会社では徹底しております。
それほど時間や経費を掛けずに、スマホやパソコンを使用して手軽にインターネットFAXの利用を始めることができたのが良かったです。 また、外出先でもメールの通知よって知ることができ、受信をしたFAXの内容など確認がしやすいので、あまりFAXの状況を心配せずに外出ができるようになりました。
秒速FAX送信を使った感想(デメリット)
電話回線とは別にFAX料金がかかるのは、やはり割高です。 月額+送信または受信の費用が、FAXだけのためにかかってしまうのはデメリットでしょう。 LINEやメールで済むことが多く、FAXはあまり使いませんから。
デメリットはPCを開いて必要な情報を出すという形をとっているので取引先が送ったと言ったらFAXサイトを見なきゃならない手間くらいですかね。 北海道は以前停電があったときがあり情報がPCに溜まっていてなかなかうまく情報が引き出せないと言うことがありました。そういうのは稀なことですが・・・
利用のしやすさあっても利用しているサーバーを使って送信などができるのが国内だけなので、海外まではできなかったのがやや不便でした。
① 月会費550円~、格安インターネットFAXです。
② インターネット接続のPC・スマホからFAXを簡単にFAX受信
③ FAX機、電話回線、FAX用紙&インクは、一切不要!
④ 1枚の送信料金は0円~
⑤ 起業や副業を考えている方、フリーランスの方に特におすすめ
コメントはお気軽に!