[インターネットFAX] eFAXを利用する際のFAX送付状(表紙)を解説

 「eFAX」を使ってインターネット経由でFAX送信することができます。

 この記事では、eFAXでFAX送信する際のFAX送付状(表紙)の付け方&省き方、オリジナルFAX送付状の設定法、FAX送付状を付けるメリット・デメリットを解説します。

引用;インターネット ファックスの e Fax ホームページ
目次

FAX送付状の付け方

 eFAXを利用してFAXを送信する方法は、①eFAX Webサイトから送信する方法と②電子メールで送信する方法の2種類があります。

 具体的なFAX送信方法は別記事にまとめています。こちらもご参考にしてみてください。

eFAX Webサイトから送信する場合のFAX送付状の付け方

 eFAX ファックス送信画面でFAX送付状を付ける作業をします。

 「表紙を含める」にチェックを入れ、件名とメッセージの両方を記載する(またはメッセージだけを記載する)ことで、eFAX ファックス送信画面からFAX送信する際、FAX送付状が1ページ目に添えられて届けられます。

 FAX送付状の「件名」欄と「メッセージ欄」(上の図の左の青枠部分)には、eFAX ファックス送信画面の「件名」欄と「メッセージ」欄で入力した情報がそのまま記載されます。

 「表紙を含める」をチェックした場合、メッセージに記入した場合のみ、FAX送付状は送られる仕組みになっています(件名は書いても書かなくても、FAX送付状は送られます)。

 「表紙を含める」をチェックした場合でも、メッセージを記入しない場合、FAX送付状は省略されます(件名は書いても書かなくても、FAX送付状は省かれます)。

表紙を含める件名メッセージFAX送付状
チェックありあり1ページ目に送付状が付く
チェックなしあり1ページ目に送付状が付く
チェックありなし1ページ目に送付状が付かない
チェックなしなし1ページ目に送付状が付かない

電子メールで送信する場合のFAX送付状の付け方

 電子メールの件名を書き、本文にメッセージを記入します。

 電子メールからFAX送信する際、電子メールの件名欄に件名を書いて、本文欄にメッセージを記入することで、件名とメッセージが記載されているFAX送付状が1ページ目に添えられて届けられます。

 原則、件名を書いても書かなくても、メッセージに記入してもしなくても、FAX送付状は送られます

件名メッセージFAX送付状
ありあり1ページ目に送付状が付く
なしあり1ページ目に送付状が付く
ありなし1ページ目に送付状が付く
なしなし1ページ目に送付状が付く

 例外的に、件名を書かずに、本文中に{nocoverpage}を入れることで、FAX送付状が送られなくなります。

FAX送付状を省く(表紙なし)方法

 eFAX WebサイトからFAX送信する場合、FAX送付状を付けずにFAX送信することもできます。

 電子メールからFAX送信する場合、原則、FAX送付状を付けずにFAX送信することはできません(例外的に、件名を書かずに、本文中に{nocoverpage}を入れることで、FAX送付状が送られなくなります)。

eFAX Webサイトから送信する場合

 eFAX ファックス送信画面でFAX送付状を省略する(外す)作業をします。

引用;eFAX ファックス送信画面

「表紙を含める」のチェックを外すことで、eFAX ファックス送信画面からFAX送信する際、FAX送付状が1ページ目に添えられることなく、届けられます。

電子メールで送信する場合

 件名を書かずに、本文中に{nocoverpage}を入れることで、FAX送付状が送られなくなります。

引用;Microsoft Outlook 2019

オリジナルなFAX送付状の付け方

 eFAXが用意しているFAX送付状ではなく、オリジナルなFAX送付状を付けて送信することもできます。

オリジナルなFAX送付状を用意

 オリジナルFAX送付状を用意します。例えば、普段仕事で使用している会社から提供されているFAX送付状などがオリジナルFAX送付状です。

 FAX送付状は、eFAXのホームページが定めるフォーマット(例:pdf、ワード、エクセルなど)で作成されているファイルである必要があります。

 オリジナルFAX送付状は、eFAXのホームページからダウンロードして利用することもできます。

 1.eFAXホームページダウンロードリンクをクリック

 ー下図の右下「FAX送付状無料ダウンロード」をクリックします

引用;インターネット ファックスの e Fax ホームページ

 2.オリジナルFAX送付状を申込み

 氏名、会社名などを入れて、入手します。

引用;クラウドとFaxの得する話 – インターネットファックスで始めるスマートオフィス – (be-cloud-office.com)

オリジナルなFAX送付状を付けてFAX送信

eFAX WebサイトからFAX送信する場合

 FAX送付状ファイルとFAX送付する資料ファイルを一緒に添付します。ファイルは、「Choose Files」ボタンを押して、ファイルを特定・アップロードすることで、添付されます。

 添付の順で宛先にファイルが送付されますので、最初にFAX送付状ファイルを添付し、その後、FAX送付する資料ファイルを添付します。

 

引用;eFAX ファックス送信画面

電子メールからFAX送信する場合

 FAX送付状ファイルとFAX送付する資料ファイルを一緒に添付します。

 下の画像の例では、FAX送付.jpgがFAX送付状であり、pdfファイルがFAX送付する資料ファイルです。

 件名を書かずに、本文中に{nocoverpage}を入れることで、eFAXが自動的に挿入するFAX送付状が送られなくなります。

FAX送付状のメリット・デメリット

 FAX送付状を添えるメリットは次の通りです。

・いつ、誰が、どんな目的で送ってきたFAXかを一目で理解できる。
・FAXの送受信記録の1つとして、後に役立つ(経緯を把握できる)。
・ビジネスシーンでは、FAXに送付状を添えることはマナー。
・FAX送付状は、通常1ページでボリュームも小さいので、FAX送信時間に大きな影響を与えない場合が多い。

 FAX送付状を添えるデメリットは次の通りです。

・FAX送付状を添えるとその分だけ準備に時間がかかる。
・FAX送付状の送信時間分だけ料金負担が増える(*)。

(*) eFAXは、送信料金を「送付ページ数」でなく、「送付時間」でカウントしています。FAX送付状がごく簡単なテキストであれば、送付状を添えてもFAX送付時間はあまり変化しません。

ページ枚数は通信にかかる時間によって異なります。60秒ごとに1ページと計算されます。

送信:(151ページ目以降) 10円(税込11円)/ページ(国内) 

料金のご案内 | インターネットFAXならeFax(イーファックス)

例)メッセージを10文字にしたFAX送付状の例:32秒の増加

項目FAX送付状ありFAX送付状なし
宛先国内の自宅FAX機国内の自宅FAX機
送信ファイル数2枚1枚
送信ファイルの構成資料:1枚
FAX送付状:1枚
資料:1枚
資料ファイル容量97KB97KB
件名TEST
メッセージこれはTESTです。
FAX送信にかかった時間3分72分35秒
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