新型コロナ流行以降、急速に進んだ在宅テレワーク。
自宅の和室をテレワークに活用するテレワーカーさんもいます。
和室は、居間や寝室としての利用が中心。和室を”仕事場として”転用すると色々な面で使いづらさを感じることがあります。
本記事では、20名のテレワーカーさんの体験をもとに、和室でテレワークに使っている机や椅子の種類、和室でテレワークするときの悩みや対策(快適グッズ)を紹介します。
20人のテレワーカーさん
最初に、和室でテレワーク経験ある20人のテレワーカーさんのプロフィールを簡単にご紹介します。
<20人のテレワーカーさん>
① 年齢:40~50代が全体の70%
② 職業:会社員と個人事業主が全体の85%
③ 性別:男女比は約1:1
年齢
自宅の和室をテレワークとして利用する方は、年齢と共に増加していく結果となりました。
年々、和室がある家が減少し、畳の需要も少なくなってきています。
和室の減少に伴い畳の需要が少なくなる一方で、日本の気候に合った建築材として欠かせない畳
広報誌「厚生労働」|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
40~50代のテレワーカーさんは、20~30代のテレワーカーさんと比べ、自宅に和室がある方が多く、テレワーク用に転用しています。
口コミ
そもそも建物自体和室の数が多く、パソコンを置いてある部屋も和室でした。
テレワークにの頻度が増え、いっそうパソコンを使用する時間が多くなりました。
その流れで、和室で過ごす時間も長くなったという感じです。
職種
会社員が65%(13人)を占め、個人事業主の方は20%(4名)でした。
男女比
男女ほぼ半々という結果でした。女性テレワーカーさんは、家族を優先して和室で仕事する方が多かったです。
口コミ
洋室は子供部屋として使っています。子供は勉強道具を置いているため、スペースがありません。
普段はあまり使用することがない客間として使用している和室を、テレワーク部屋として使用しています。
ダイニングは食事ごとに片づける必要があるため、やめました。
テレワークに利用する和室の広さは?
<20人のテレワーカーさんが使用する和室>
① 85%の方が「6畳」和室を使用
② 空調の観点で和室を隣室と繋げて使用すると、テレワークに集中しづらい
85%の方が「6畳」和室を利用
和室の大きさ | 利用者の割合(%) |
---|---|
4.5畳 | 5% |
6畳 | 85% |
8畳 | 10% |
85%のテレワーカーさん(17名)は「6畳」和室をテレワーク部屋として利用していました。
6畳の和室は小さめの部屋なので専用の空調がなうこともしばしば。
和室を開放して隣室の空調を間借りすると、防音性が落ち、テレワークに集中しずらくなる点に注意が必要です。
口コミ
和室の大きさは6畳です。 別室に冷暖房エアコンがあるので、扉を開けて夏場は扇風機で風を和室に送っています。 冬は夏と同様に別室のエアコンを使用しつつ、それでも寒ければセラミックヒーターも使用しています。
「8畳」和室の方がテレワーク向き
8畳の和室には専用の空調があることが多く、6畳の和室と比べると収容性が高いので、テレワークでの使い勝手はよくなります。
口コミ
広さは8畳です。 空調は冷暖房家庭用エアコンが1つ設置されています。 8畳の畳部屋は開閉式の大きめの窓が1ヵ所あり換気はしやすい環境です。
和室に置くテレワーク用の机は?
和室に置いて使っているテレワーク用の机についても、20名のテレワーカーさんに話してもらいました。
<20人のテレワーカーさんが使用する机>
① 通常デスク(高さ70cm~)とローテーブルが半々
② 通常デスクはテレワークに集中しやすい
③ ローテーブルは畳を痛めにくい
④ 背が高い通常デスク(高さ100cm~)は畳を痛めやすい
⑤ 机の幅はテレワーカーによって大きく違う(50~120cm)
⑥ 幅70cm程度の机はコンパクトなので6畳の和室に合う
机のタイプは2種類
テレワーカーさんが和室で使用している机は大きく分けて2種類でした。
具体的には、高さが70cm程度またはそれ以上の通常のデスク(A)と、高さが35cm程度のローテーブル(B)のどちらか一方が主に利用されています。
テレワーク作業の面では、通常のデスク(A)の方が適していて、和室との相性では、ローテーブル(B)がよく調和します。
通常のデスク(A) | ローテーブル(B) | |
---|---|---|
大きさ | 大きい | 小さい |
重さ | 約6kg~ | 約6kg~ |
テレワークしやすさ | 高い | 低い |
畳の痛めにくさ | 低い | 高い |
口コミ(通常デスクを使用)
机の幅・奥行き・高さは、100cm, 60cm, 70cmです。 畳敷きなので、デスクを置くことに抵抗があります。 椅子にキャスターがついているが、畳を傷めてしまうので、慎重に動かすので気も遣います。
口コミ(ローテーブルを使用)
机の幅・奥行き・高さは、100cm, 40cm, 40cmです。 高さの低い机(テーブル)と座椅子使用しています。 やはりちゃんとした机の方が集中できそうだし、座椅子に長時間座っていると腰が痛くなります。
机の横幅は50~120cm
テレワーカーさんが和室で使用している机の横幅は大きな差がありました。
机の横幅 | 分類 | 利用者の割合(%) |
---|---|---|
50~70cm | 小さめ | 15 |
70~80cm | 小さめ | 10 |
80~90cm | 普通 | 25 |
100~120cm | 普通 | 25 |
120cm以上 | 大きめ | 20 |
その他 | ー | 5 |
横幅70cm前後の小さめの机は「作業専用」
成人男性の肩幅は約40cm。机に置く手と手の間隔も40cmくらいです。
横幅70cm前後の小さめの机(デスクタイプ、ローテーブルタイプ)は、両脇に物をほとんど置けません。作業専用机と言ってよいでしょう。
横幅70cm前後の小さめの机(デスクタイプ、ローテーブルタイプ)は、物を置くスペースはありませんが、小さいので6畳の和室に収容しやすく、窮屈感なくテレワーク可能なので、オススメのサイズです。
ローテーブルは「畳を傷つけにくい」
テレワーク作業の面では、通常のデスク(A)の方が適していて、和室との相性では、ローテーブル(B)がよく調和します。
実際にローテーブル(B)を和室で使用しているテレワーカーさん9名全員、机が畳を傷付ける悩みを持っていませんでした。
口コミ(ローテーブルを使用)
机の幅・奥行き・高さは、100cm, 40cm, 40cmです。 和室の畳を傷つけてしまう可能性があるので、机と椅子は使用しないようにしています。そのため、高さの低い机(テーブル)と座椅子を使用しています。
背が高い通常のデスクは「畳を傷つけやすい」
高さが100cmを超える背が高い通常のデスク(A)タイプは、上部の棚自体や・置かれる物とか書籍などで、机全体の重量が重くなり、畳を傷つけやすくなります。
口コミ(高さ132cmの通常デスク)
机の幅・奥行き・高さは、75cm, 56cm, 132cmです。 私は高さのあるパソコンデスクを使用しているのですが、その分重量がなかなか重たいんです。 その重さで畳を傷めないかと心配しています。
口コミ(高さ180cmの通常デスク)
机の幅・奥行き・高さは、80cm, 70cm, 180cmです。 かなりの重量のあるデスクとチェアで畳は脚のあたる部分が沈み込むなどダメージがあることが不満です。
和室に置くテレワーク用の椅子は?
① ローテーブル使用者の80%は座椅子を使用
② 通常デスク使用者の約90%は「高さ調節付」チェアーを使用
③ 通常デスクには、①高さ調節・②キャスター・③リクライニング・④アームレストの4つの機能が全て付いているチェアーがオススメ
ローテーブル使用者の80%は「座椅子」を活用
和室でローテーブルを机として使用するテレワーカーさん9名のうち、約80%(7人)は、座椅子を活用していました。
ただし、座椅子に長時間座ると、「腰痛を感じる」「お尻が痛い」「足が痺れる」など、身体への負担に悩むテレワーカーさんが多い結果でした。
口コミ(座椅子では腰が痛くなる)
机のサイズは横:110cm・縦:90cm・高さ:36cmです。 和室なので椅子は座椅子しか使用出来ないので腰が痛くなり唯一不満であり課題です。 堀こたつの和室ならば通常の椅子に座っている感覚に近いので腰への負担がまだ軽いのですが、私が使用している和室は通常の和室なので一体どうしたものかと悩んでいます。
口コミ(座椅子ではお尻が痛い・足がしびれる)
低いコタツにもなるようなテーブルを机として使っているため、椅子は座椅子で常に足を曲げた状態で座っています。
長時間座ったままですと通常の椅子とは違い座椅子なので、お尻が痛くなったり足がたまにしびれたりしています。
通常デスク用には「高さ調節」を利用
和室で通常デスクを机として使用するテレワーカーさん8名のうち、約90%の方は、高さ調節付の椅子を活用していました。
利用者の割合(%) | |
---|---|
① 高さ調節機能付の椅子 | 85.0 |
② 脚キャスター付の椅子 | 75.0 |
③ リクライニング付 | 50.0 |
④ アームレスト | 37.5 |
高さ調節は必須
ワークチェアの高さ調節は必須です。差尺(座面と机の天板の差)が正しくないと、身体に負担がかかってしまいます。
無理な姿勢が続いていると感じたら、差尺をチェック!短時間では平気でも、長時間になると身体は大きな負担を受けるのです。
「最高のテレワーク空間」(尾田恵著;実業之日本社 2021年)
差尺を調節できるために、ワークチェアの高さ調節機能は重要です。
高さ調節・キャスター・リクライニング・アームレスト付の椅子がオススメ
和室で通常デスクを机として使用するテレワーカーさん8名のうち、1名(12.5%)の方が、4つ全ての機能を有するワークチェアを使用していました。
①高さ調節・・座面の高さを調節する
②キャスター・・椅子を容易に移動できる
③リクライニング・・背面を伸ばすことができる
④アームレスト・・手を置いて休めることができる
この4つの機能は、厚生労働省がテレワーク用の椅子の機能として推奨する4つの機能と実質的に同じです。したがって、通常デスクと一緒に使う椅子として、4つの機能を有するワークチェアをオススメします。
① 座面の高さを調節できる
出典:自宅等でテレワークを行う際の作業環境整備 (mhlw.go.jp)
② 安定していて、簡単に移動できる
③ 傾きを調節できる背もたれがある
④ 肘掛けがある
以下のワークチェアは、①高さ調節可、②キャスターで移動可、③リクライニング、④肘掛け付、のワークチェア。4つ全部そろったこのタイプのワークチェアがオススメです。
和室をテレワークに利用する理由
和室でテレワーク経験がある20人のテレワーカーさん。「洋室でなく和室で」テレワークした理由を話してもらいました。
和室テレワークの理由は大きく3つに分けることができます。
① 自宅で和室はあまり使われていない
② 和室で仕事すると子供の面倒を見やすい
③ 和室は自宅のWi-Fiルーターから近い
①は消極的な理由ですが、②~③は和室をテレワーク部屋として積極的に選ぶ理由です。
和室でテレワークすることに複数のメリットがあることから、和室で快適にテレワークするニーズは大きいです。
① あまり使用していない和室をテレワーク用に転用
新型コロナ流行以降、急速に進んだ在宅テレワーク。
急に在宅でテレワークしなきゃとなっても、自宅に集中できる仕事場が用意されていたテレワーカーさんはほとんどいません。
ご自宅の中で普段はあまり使われていない「和室」をテレワーク部屋に転用したという方がとても多かったです。
口コミ
洋室はリビングとして使用しており、リクライニングソファーや大型テレビ等設置してあってパソコンデスクを置くスペースはありませんでした。 その点和室はこれまであまり使用していなかったこともあり、パソコンデスクを置けるスペースはありました。 また和室は日当たりが悪いので夏場でも暑さはきつくなく、過ごしやすいのでテレワーク部屋にしました。
② 和室で仕事すると子供の面倒を見やすい
畳はフローリングと比べて物理的に柔らかくて弾力があります。断熱性が高いので、冬でもフローリングと違ってひんやりとした冷たい感覚もあまりありません。
こういった”優しい”場所は、小さな子供をあやしながら仕事するのにぴったり。子供の面倒を見やすいので和室をテレワーク用にしましたと回答したテレワーカーさんもいました。
口コミ
乳児を和室で転がし、様子を見ながら仕事をするため、洋室より和室の方が都合が良かった。 子供をあやしたりするにも横に手を伸ばせばいいだけであるため、椅子に座っているより距離も近く、和室の方が子供が触って危ないものが少なかった。
③ 和室は自宅のWi-Fiルーターから近い
自宅に置いているWi-Fiルーターからの距離が遠くなると電波が弱くなったり切断されたりするので、PCとWi-Fiの距離はなるべく小さくして、その間にコンクリート素材の壁を挟まないことが大切です。
自宅内でWi-Fiルーターから近い場所にある和室は、ネットワーク環境の点で優れています。
Wi-Fiルーターから近いという理由で和室を選んでテレワーク部屋にしたテレワーカーさんもいました。
口コミ
WiFiルーターがリビングにあり、洋室だと最も遠い位置にあるため通信速度が遅くなります。
和室であればリビングに直結しているのでWiFiを遮断する壁もなく通信速度も安定しているため、Zoom会議などで遅延することなく会議が可能のため和室にしました。
和室でテレワークする時の悩みと対策(快適グッズ)
和室でテレワーク経験ある20人のテレワーカーさん。
洋室にはない和室ならではのテレワーク上の課題・不満・悩みとその対策について話してもらいました。
番号 | 悩み | 机高さ | 対策 |
---|---|---|---|
1 | 畳を傷つける | 通常(70cm~) | チェアマット、フローリング材 |
2 | お尻が痛い | ローテーブル | 低反発クッション |
3 | 腰が痛い | ローテーブル | 床面から高さがある座椅子 |
4 | 座布団疲れ | ローテーブル | ポケットコイル座椅子 |
5 | 立ち上がるのがつらい | ローテーブル | 補助てすり |
6 | 和室が暗い | ー | フロアーライト、デスクライト |
7 | 和室の通気が悪い | ー | スポットクーラー |
8 | 障子から差し込む光がまぶしい | ー | カーテンレール(&カーテン) |
9 | 防音性が低く集中できない | ー | ノイズキャンセリング機能付きのヘッドホン |
10 | Wi-Fiルーターが洋室から遠い | ー | SIMフリーモバイルルーター+格安SIM |
悩み1:畳を傷つける
畳はフローリングと違って材質が柔らかく、重たい家具を置くと凹んだり傷ついたりします。
和室をテレワークに転用することで、家具・荷物を和室に新たに持ち込んで、結果として、畳が傷つくことがあります。
特に以下の場合には、畳が傷つきやすいので、注意が必要です。
畳を傷つけやすいテレワーク用家具
① ローテーブルと比べて通常デスクは畳を傷つけやすい。
② 棚付の背が高い(100cm~)通常デスクは特に畳を傷つけやすい
③ 通常デスクに備え付けるワークチェアは自重により畳を傷つけやすい
口コミ
机の幅・奥行き・高さは、80cm×45cm×74cmです。 机の重みで、机の脚の下の畳がへこんでいます。たまに移動させて畳が傷まないように気を付けています。 椅子で畳がささくれてきました。椅子を引くときはできるだけ持ち上げるようにしていますが、畳にこすれてしまいます。
対策1(チェアマット)
通常デスクと一緒に利用するワークチェアは、座椅子と違って、自重を4点で支えて畳を傷つけやすいので、対策をオススメします。
① 床を保護するチェアマット
② 約80×100cm 厚み1.5mm、重量1.5kg
③ 食べこぼしなどで汚れてもサッと拭き取れます
④ クリア、ブラックの2色
⑤ 1,990円(2023.10時点)
口コミ
上記のチェアマットは、畳を傷つけないようにするのに役立ちました。
滑りにくいし、クリアなので畳が見えるところが満足しています。ずれやすいところが不満です。
対策2(フローリング材)
① はめこみ式フローリング
② 150mm×935mm 8枚入り 約1.1平米
③ ボンド・ビス・接着剤不要、賃貸でも利用しやすい
④ 裏面に吸音パッド付
⑤ 4,290円(2023.10時点)
>> Resta 公式販売サイトはこちら
>> 楽天でも販売中
フローリング材を敷くことで、チェアマットよりもさらに本格的な対策が可能です。
口コミ
畳のダメージをすくなくすることと、チェアのキャスターの動きをよくするため、上記のフローリング材を畳の上に置いてその上にデスクとして使用しています。
畳のダメージが防止。チェアのキャスターの動きがスムーズになりました。安価な点も満足です。
フローリング材の端が少しずつダメージを受けることが不満な点です(木製のものに交換することを検討中)。
悩み2:お尻が痛い
ローテーブルと共によく利用されている座椅子に長時間座ると、「腰痛を感じる」「お尻が痛い」「足が痺れる」など、身体への負担に悩むテレワーカーさんが多かったです。
対策(低反発クッション)
① 48cm×44cm×7cm厚み
② カバー取り外して洗えます
③ 底面滑り止め加工
④ デスクワークや長距離運転が多い方にお勧め
⑤ 2,980円(2023.10時点)
口コミ
机のサイズは、横:120cm・奥行き:80cm・高さ:35cmです。座椅子を使っています。 低いコタツにもなるようなテーブルを机として使っているため、椅子は座椅子で常に足を曲げた状態で座っています。 長時間座ったままですと通常の椅子とは違い座椅子なので、お尻が痛くなったり足がたまにしびれたりしています。 上記の低反発クッションに関しては、使い始めは痛みが軽減され、かなり重宝しました。やはり長期間使用することでヘタリがどうしても出てきます。そろそろ買い替えが必要です。 ゲルクッションは評判のような弾力性はあまりなく期待外れでした。また夏場はひんやりして気持ちいいのですが、逆に冬場は使えないです。
上記のクッションは固めで厚さがあるので、私は背当てとして利用しています。
悩み3:腰が痛い
座椅子を使用するテレワーカーさんの中には、座椅子を使用することで腰痛で悩む方もいました。
口コミ
机のサイズは横:110cm・縦:90cm・高さ:36cmです。 和室なので椅子は座椅子しか使用出来ないので腰が痛くなり唯一不満であり課題です。 堀こたつの和室ならば通常の椅子に座っている感覚に近いので腰への負担がまだ軽いのですが、私が使用している和室は通常の和室なので一体どうしたものかと悩んでいます。
対策(床面から高さがある座椅子)
① 山善の座敷用椅子
② 幅46×奥行48×高さ44cm
③ 完成品(組立不要)
④ メーカー型番:AGR-45(VS1)(上記写真はAGR-45(E))
⑤ 6,113円(2023.10時点)
口コミ
山善のあぐら座椅子(型番:AGR-45(VS1))を購入しました。
どのように役立ったかというと通常の座椅子とは違い多少床面から高さがあるので腰への負担が軽減されて仕事に集中出来るようになりました。
満足な点は腰への負担が軽減され楽になった事です。
不満な点は特にありません。
悩み4:座布団座りは疲れる
ローテーブルを使っているテレワーカーさんの中には、座椅子を使わない方もいましたが、背もたれがなく、姿勢を維持することが難しいという悩みでした。
対策(ポケットコイル座椅子)
口コミ
机のサイズは、幅:120cm×奥行:80cm×高さ:40cmです。 コタツ机がデスクであるため、畳の上に直に座ってPCに向かっており、背もたれがなく快適な姿勢が保てない。足腰に負担がかかり、お尻が痛むなど床に座る体勢に慣れず、仕事の生産性が劣る。 長時間床に座って仕事をするのは、足腰にかなり負担を与えたので通販で上記の座椅子を購入した。また、1時間に1度は立ち上がって軽く歩くなどして、足のストレッチにも努めるようにした。 上記の座椅子はややボリュームがあり立体的なため体をしっかりと支えてくれ、コタツ机でも長時間の座姿勢による疲れがかなり軽減できた。フカフカで快適過ぎて、テレワーク中にややダレてしまう時もあったのが不満な点。
悩み5:立ち上がるのがつらい
ワークチェアと比較して座椅子は座ってから立ち上がるまでの動作が大きいので、立ち上がるのが面倒・つらい傾向があります。
対策(補助手すり)
① 立ち上がり補助手すり
② 幅36cm×奥行38cm×高さ60cm
③ 3段階の手すりで立ち上がりをサポート
④ 商品番号: 大竹産業 OT-204-1(上記はイメージ画像)
⑤ 6,980円(2023.10時点)
口コミ
バタフライのローテーブルがなかなか販売しておらず、幅80×奥行40×高さ32テーブルに奥行23×幅80の板を折りたたみ棚受けで後付けし自作バタフライローテーブルを作りました。 立ち上がる時少しめんどくさいです。立ち上がる時の上記の手すりがAmazonで売られていたので購入しました。 立ち上がる時便利ですが、やや場所をとります。
悩み6:部屋が暗い
和室は、寝室・物置・居間として使われることが多く、リラックスしたり休んだりするのに適した明るさとなっています。お仕事用に使うにはやや明るさが足りないことも多いです。
対策(フロアーライト、デスクライト)
① Chiphyのフロアーライト
② 和紙風のシェードと柔らかなランプの光の完璧な組み合わせ
③ 20 x 20 x 100 cm; 1.5 kg
④ ASIN: B086PHC24R(上記はイメージ画像)
⑤ 6,999円(2023.10時点)
① Chiphyのベッドサイドランプ
② 18.5 x 18.5 x 高さ56 cm
③ 20W 1500ルーメン
④ ASIN: B0B4VX6QPR(上記はイメージ画像)
⑤ 9,999円(2023.10時点)
口コミ
窓がないため部屋が暗く、通気性も劣るためリフレッシュができない。 窓がなく、部屋全体の照明も明るさにやや欠けたため、部屋の隅にスポットライトを追加で設営したり、机の上にはデスクランプを置いて常時使用していた。
悩み7:部屋の通気が悪い
和室は、リラックスしたり休んだりするのに適したスペース。開放的でなくこじんまりとしていて、通気性が悪く、結果、パソコンなど電気製品を持ち込んで使用すると、熱が籠もり、湿度が高い時期には、畳が痛むこともあります。
対策(スポットクーラー)
① 持ち運び可能なクーラー
② 幅約42.5×奥行約39.3×高さ約80.4cm
③ 適用面積:7~10畳向け
④ ASIN: B08YN5SFJM(上記はイメージ画像)
⑤ 49,800円(2023.10時点)
口コミ
机のサイズは、横:140cm・奥行き:70cm・高さ:80cmです。 パソコンの熱と湿度の関係で、畳が傷みやすく除湿機を使用していないとカビの原因になります。 常に窓を開けているか、除湿する必要があるので騒音が気になり仕事に集中できません。電気代も掛かるのでコスパも悪いです。 除湿機だと部屋に熱がこもり、仕事どころではなくなるので上記のスポットクーラーを設置しました。 冷房だけでなく、除湿、送風が付いているので一年中活躍してくれます。パソコンの熱も軽減できるので、畳を傷めることもなくなりました。 快適に仕事ができるようになりましたが、水の排水が面倒です。
悩み8:障子から差し込む光がまぶしい
洋室の場合、窓にはカーテンが設置されているので、採光を調節できます。
和室の障子には光を調節する手段が講じられていないので、常時全開の光が差し込んできて、モニターに反射するなどして、テレワークの妨げになることもあります。
対策(曲がるカーテンレール)
① カーテンレール
② 手で簡単に曲げられる
③ 2.0m、3.0m、4.0m、5.0mのラインナップ
④ ASIN: B07XFZMMPY(上記はイメージ画像)
⑤ 1,960円(2023.10時点)
口コミ
窓についている障子が日差しを遮ってくれると考えていましたが、逆に白く眩しく感じられパソコンの向きを時間に合わせて変えなければならないのも面倒に感じます。 窓についている障子を取り外す事も考えたのですが、今度は外した障子の置き場所を確保しなければならない為、障子の手前にカーテン引けるようにレールを取り付けてカーテンが引けるようにしました。 障子の木枠部分から飛び出したカーテンレールになっていて見た目はあまり良くないのですが、日差しは冴え切られて眩しさ対策は出来ました。 金属ではないので取り付けも重さが無く簡単に出来たのも満足できる点です。
悩み9:防音性が低い
和室の多くは、開放的でなくこじんまりとしていますが、かといって、洋室のようにしっかりとしたドアや壁で部屋の静音を保つ工夫なく、襖(ふすま)を通して、家族やテレビなどの音が聞こえて、テレワークに集中できないこともあります。
対策(ノイズキャンセリング機能付きのヘッドホン)
① ノイズキャンセリング付のヘッドフォン EDIFIER W820NB
② 環境騒音を低減
③ ワイヤレス(Bluetooth)
④ ASIN: B09HR1B9RW(上記画像はW820NB PLUS)
⑤ 18,841円(2023.10時点)
口コミ
机の幅・奥行き・高さは、80cm, 70cm, 180cmです。 窓際に設置しているので障子から差し込む光がパソコンの画面に反射して見にくい。部屋の照明がやや暗め。リビングとの続き部屋なので家族がいるときは話し声やTVの音などで集中しにくい。 家族の声などを気にぜず集中できるようにするためにノイズキャンセリング機能付きのヘッドホンを使用しています。
悩み10:Wi-Fiルーターから近い和室を仕方なく使う
Wi-Fiルーターから近いという理由で和室を選んでテレワーク部屋にしたテレワーカーさんもいました。
しかし、和室は本来であれば寝室や居間など、リラックスを目的としたスペースとして使用されることが多い部屋。ネットワーク環境さえ整えれば、和室を使わずにテレワークすることも場合によっては可能となります。
対策(Wi-Fiルーターを交換して和室から脱出)
口コミ
WiFiルーターがリビングにあり、洋室だと最も遠い位置にあるため通信速度が遅くなります。 和室であればリビングに直結しているのでWiFiを遮断する壁もなく通信速度も安定しているため、Zoom会議などで遅延することなく会議が可能のため和室にしました。 WiFiが届きにくい影響でリモート会議ができないという理由で、和室でのテレワークを行っていましたが、WiFi環境の改善のため上記のモバイルルーターと上記の格安SIMを購入してWiFiが届かない洋室でもテレワーク可能な環境にしました。 洋室では和室と同じサイズの机と椅子、サブディスプレイにもなる液晶テレビがあるため仕事を行うには適した環境だったので、購入したモバイルルータによって快適な作業環境にすることができました。
紹介した商品の使い勝手や感じ方などは利用者によって異なります。ご留意ください。
コメントはお気軽に!